
3月16日、東海道本線で運転士の居眠りが原因で列車がオーバーランしました。これにより、一部の列車に最大25分の遅れが生じました。ケガをした人はいません。
3月16日午前7時半前、東海道本線の金谷駅に停車するはずの上り・普通列車が本来の停止から100メートル過ぎたところで停車しました。
列車が停まったのはホームからも5メートル行き過ぎたところで、通常の停止位置まで戻す作業が生じたため、上り線4本に最大で25分の遅れが生じたということです。
JR東海によると、オーバーランは居眠りが原因で、運転士が気づいた時には既にホームの中に進入していて、急ブレーキをかけたものの間に合いませんでした。
急ブレーキによるケガ人はいません。
運転士は約11年のキャリアがあり、健康状態にも問題はなかったものの、聞き取りに対し「金谷駅の直前から40秒くらい記憶がない」と話しているということです。
JR東海は再発防止を徹底するとコメントしています。