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【富士宮】珍風景! 店内に「本物の川」が流れる文具店 さすが富士山の湧水のまち

静岡・富士宮市にある文具店の中に、ちょっと想像できない光景が広がっています。創業100年を超えるというこの老舗。なんと店内に本物の川が流れているというのです。どういうことなのでしょうか?

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文具の蔵Rihei(富士宮市宮町)

いつも通る道でも一本裏へ入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は富士山のふもと、JR富士宮駅北口周辺をお散歩します。

100年の歴史を刻む老舗文具店

お宮横丁から西に大社通りを歩いて行くと、外観がカラフルに彩られたお店が目に飛び込んできます。

店頭の看板には「店内には富士山湧水の川が流れています」という文字が。気になりますよね。

気になる看板

創業100年を超える老舗「文具の蔵Rihei」は、普通の文房具だけでなく、地元の特色を生かしたユニークな商品も取り扱っています。

富士ひのきを使ったペンや、富士宮の景色を再現したインクなど、オリジナルの文具が豊富にそろっています。

富士ひのきのペン

でも見かけは、ごく普通の文房具店。

店の人に「こちらです」と案内されたのは、店の奥の方でした。いったいどこに川があるのでしょうか?

画像の右奥に川が流れているんです

驚き!店内に流れる本物の川

案内に従って店内を進んでいくと、かすかに川の流れる音がしてきました。

文房具が並んでいるお店の一角に、背の高い竹で覆われた一角があります。

川の音はそこから聞こえてくるようです。

のぞいてみると「本物の川」が流れていました。

清らかな水が静かに流れていく様子は、まるで店内に小さな自然が広がっているかのよう。

この「珍百景」に、訪れた人は誰もが驚くそうです。

まさに本物! 正真正銘の川です

なぜ店内に川が?その理由とは

では、なぜこの文具店の中に川が流れているのでしょうか。

湧水のまちとして知られる富士宮。元々、この川は店の前を流れていました。

川をまたいで建物を増築する際に、「粋だから」という理由で、店内に組み込んだのだそうです。

水の量は調節されていて、洪水の心配もないそうですよ。

文具店でありながら、自然との調和を大切にする。まさにお店の「粋なふるまい」を感じますね。

文具選びの楽しさと、自然のやすらぎを同時に味わえる、そんなぜいたくな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

■店名 文具の蔵Rihei
■住所 静岡県富士宮市宮町8番29号
■営業時間  9:30~18:30 
■定休 水 
■問合せ 0544-27-2725 

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