強烈な寒波が日本列島にやってくる中、静岡県内でも1月9日夜から10日にかけて今シーズン一番の冷え込みとなりそうです。帰宅時間帯を迎えた静岡市中心部の様子を取材しました。
光田有志アナウンサー：
こちら静岡市葵区の呉服町です。現在は風がかなり出て来ており、体感温度は実際よりも低く感じていて、しっかりと着込んでいても身がすくむような寒さです。
そして帰宅時間帯を迎え、道行く人の姿も増えてきましたが、厚手のコートやダウンを着こんでいる人、マフラーや手袋をしている人が多く見られます。
青葉公園周辺では静岡市の冬の風物詩となっているイルミネーションがキラキラと輝いていますが、寒さの影響か人がほとんどいません。
近隣のお店の人に話を聞くと、年末頃までは多くの人が写真を撮りに訪れていたとのことですが年が明けてからは人出が減っているということです。
また、お店も寒さの影響か客足が遠のいているという話も聞こえました。
アロマショップ代表：
気がついたら、きょうは客が来ていない。ここは風がすごく吹くので、この通りを通らないようにしている人もいるかもしれない
おでん店 店主：
特に寒いと夜8時過ぎにはみんな帰ってしまう。結構静か。本当は寒さにはおでんが一番いいけど（お客さんが）来るまでにはなかなか…今までにない寒波というか、冷たいですよね、この2～3日
光田有志アナウンサー：
手元の温度計では現在5.2℃、湿度33％と空気が乾燥して寒くなっていることがわかります。
気象台によりますと、このあと夜にかけてさらに冷え込み10日にかけて寒さのピークを迎えるということです。
引き続き朝晩は冷えますので、体調を崩さないよう防寒着をしっかり着込むなど対策が必要です。
