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静岡県内で死亡事故相次ぐ 年末から年明けだけで死者10人 夕方から夜間の発生が大多数

1月8日、静岡県磐田市で車と自転車の事故があり、76歳の男性が重体です。浜松市浜名区では89歳の女性が死亡する事故も起きています。

8日午後3時45分頃、磐田市中泉の県道で軽自動車と自転車が衝突する事故がありました。

自転車に乗っていたのは76歳の男性で、救急車で病院に運ばれましたが頭を強く打っており重体となっています。

軽自動車と自転車はどちらも県道を西に向かって走っていたということで、警察が当時の状況と事故の原因を詳しく調べています。

また午後6時頃、浜名区細江町気賀では道路を渡っていた89歳の女性が走ってきた車にはねられ、搬送先の病院で死亡しました。

死亡事故発生状況

このように県内では交通死亡事故が相次いでいます。

こちらは、この2024年末に発生した死亡事故ですが12月25日から30日までの6日間で6人が死亡しました。

こうした状況を受け、県は12月31日に交通死亡事故多発警報を発令し警戒を呼び掛けてきましたが、年が明けてからも事故は相次ぎ、年末からの事故による死者はあわせて10人となりました。

また、この10件の事故のうち8件が夕方から夜間などの暗い時間に発生しているのがわかります。

県警によりますと、夜は昼間に比べて見通しが悪く帰宅時間と重なり交通量も増えるため事故が発生しやすい傾向にあるということです。

ドライバーに対しては早めのライト点灯やハイビームを適切に使用すること、そして、歩行者には目立ちやすい色の服を着たり反射材を使用したりするよう呼び掛けています。

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