お茶の産地・静岡県菊川市では、1月7日に茶業の発展を願う新春の初揉み会がおこなわれ、保存会のメンバーたちが伝統的な技法でお茶を仕上げていきました。
この初揉み会は、茶業の繁栄と新年のお祝いを兼ねて毎年行われています。
7日は手揉み保存会のメンバーが、ガスで人肌ほどに温めた焙炉と呼ばれる製茶台の上で手揉み作業を繰り返しながら、約8kgの生葉を乾燥させお茶を仕上げていきました。
菊川茶 手揉保存会・落合とし 会長:
手揉みは機械ではなくて腕で揉むので、ひとつひとつ腕を磨いて素晴らしいお茶を揉みたい。大勢の人においしく飲んでもらいたい
仕上げられたお茶は長寿のお祝いとして市内に住む100歳の高齢者12人に届けられる予定です。