静岡県下田市の神社では新しい年を迎える前に今年一年の汚(けが)れを払う師走の「大祓い式」が行われました。
伊豆七島を創ったとされる三島大神を御祭神に持つ伊豆最古の神社・白濱神社では毎年6月と12月の年2回、厄払いが行なわれます。
30日は師走の大祓い式が行われ、一年の厄を落とそうと地元の氏子たちが参列しました。神事では神主が大祓詞を読み上げたあと細かく切った紙と麻を体に振り掛けて身を清める「切麻の儀」が行われました。
また産まれた頃の清らかな心に戻るという意味を込めて直径2mほどの茅の輪をくぐる儀式も行われ、氏子たちは2025年が良い年になるよう願っていました。