飲食店などを経営する知人男性の遺体を焼いた上に切断し、その一部を藤枝市の山中に埋めるなどしたとして、静岡地検は静岡市に住む会社役員の男を起訴しました。
起訴されたのは静岡市葵区に住む会社役員の男(31)で、2024年6月、飲食店などを経営する知人男性(当時30)の遺体を同区内の河川敷まで運び、タオルなどが入ったゴミ袋などと一緒に火をつけて燃やした上、掛川市内の山中で充電式のこぎりを使って切断し、さらに藤枝市内の山中にスコップで穴を掘り胴体部分を埋めたとされています。
また、男と共謀して犯行に及んだとされる女(19)は12月27日付で家庭裁判所に送致されました。
一方、2人と共に逮捕された男性(27)については不起訴処分となり釈放されています。
これまでの調べで起訴された男と知人男性の間には金銭をめぐるトラブルがあったことがわかっていて、警察は男と家裁に送致された女が男性が死亡した経緯についても知っているとみて捜査を続けています。