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年末恒例の「今年の漢字」を静岡の街で聞いてみると、「楽」と答える人が続々。理由はそれぞれですが、中には「取り返しのつかない状況です」と苦笑いの人も。悲喜こもごもの1年が見えてきました!
職場で旅で パワーを注入
京都の清水寺で発表された2024年の漢字は「金」。パリオリンピック・パラリンピックでの金メダルラッシュ、20年ぶりの新紙幣の発行などを理由に選ばれました。みなさんの2024年の漢字を聞いてみましょう。
まずは、会社の同僚の女性ふたりに聞きました。
「楽」と答えた女性:
ずっと笑っているので「楽」です。職場の先輩方にも楽しくしていただいて、幸せだなと思います
「旅」と答えた女性:
今年初めて高尾山に行ったので「旅」です。途中まではロープウエーですが、頂上までがんばって歩きました。あんこが入った「天狗焼き」の出来たてを食べておいしかったです
2025年は熊野古道を歩いてみたいと話す女性。パワーが欲しくてパワースポットを巡るのだそうです。2人とも本当に楽しそうに話してくれました。
自己管理できてますか?
続いては、これから食事に行くという男性ふたり組。おひとりは「太りました」と「太」の文字を直球で選択。
「太」と答えた男性:
完全にこんな感じになっちゃってもう、取り返しのつかない状況です
昔と比べると50kg太ったという男性。20代の一番痩せているときは62kgでしたが、今はもう110kg。まわりに言われると、かえって反発したくなって食べちゃうそうです。
お酒とラーメン、飲み会の終盤のピザ。こうなったのには数々の思い当たる節があるそうですが、「一応なんとか生きてますよ」と、なんだか楽しそうなのでした。
一方一緒にいた男性が選んだのは、これまた「楽」でした。
「楽」と答えた男性:
今もう50代なので楽しむしかない。食生活は気をつけるようにしています。ラーメンはあまり食べませんよ
「太」と答えた男性には、これまた耳が痛い。友人同士ですが真逆の1年だったようです。
ドラゴンズファンの「楽」
続いては、愛知県から旅行に来ていたオシャレな親子。母親が選んだ漢字もまた「楽」でした。
「楽」と答えた母:
北海道旅行が楽しかったです。地元が愛知なので中日ドラゴンズのファンです。エスコンフィールドで野球を見て、中日の岡林勇希選手が座席の前にいたのでサインをいただきました
そんな楽しいお母さんの娘が選んだ漢字は「挑」。家族を守ってくれるそうです。
「挑」と答えた娘:
気になったことはやってみようと、初めてキックボクシングの体験に行きました。自分や家族を守れて、いざという時に戦えるので
とっても頼もしい娘さんですね!
子育て一段落世代の漢字
次は、「健」「変」という漢字を選んだ女性たち。
2023年は病気をしてしまったという女性が選んだのは「健」。食事は野菜、魚、肉バランス良くを目指したそうです。
「変」を選んだ女性は、子供が大学生になる転換期だったそうです。子供を信じていると話す女性の子育ての信条は「考えろ!他人に任せるな」。きっと子供はたくましく育ったことでしょう。
ウロウロと活動的
最後は、東京から静岡に編み物教室に通う女性。選んだのは「活」。新宿二丁目で生まれ育ったそうで、もう60年以上「新宿二丁目をウロウロしている」のだそうです。
手もとには新宿一丁目でやったというネイルがキラキラ。とても活動的で楽しそうでした。
ちなみに、にむらあつとリポーターが個人的に選んだ漢字は「足」。今年は本厄で、足をケガして散々の1年だったそうです。
にむらリポーター、2025年は楽しいと言える年になるといいですね。インタビューにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました!
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