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暖かい日が続いている影響で雪遊びのできるゲレンデのオープン遅れる 人工雪が間に合わず 静岡

12月に入りましたが静岡県内は暖かい日が続いています。富士市の観光施設では毎年家族連れに人気の雪遊びができるゲレンデのオープンが遅れるなど、「寒くない冬」は各所に様々な影響を及ぼしています。

12月4日の県内は高気圧に覆われた影響で良く晴れ、最高気温は三島で19.9℃、静岡で18.9℃などほとんどの地点で11月上旬から中旬並みの気温となりました。

この暖かさは5日も続く見通しです。

寒くない2024年の冬。様々なところに影響が出てきています。

富士市にある「富士山こどもの国」。

この時期施設内には雪遊びのできるゲレンデがオープンし、多くの家族連れでにぎわいます。

例年11月中にオープンしていましたが…

池田孝 記者:
暑さの影響で人工雪が間に合わずオープンが遅れています

標高600mにあるゲレンデ。

例年この時期の日中の気温は10℃程ですが、4日は手元の温度計で17℃。

雪を作っても作っても溶けてしまうためゲレンデ造りが進まず、本来ソリ遊びができるコースがまだ完成していません。

富士山こどもの国 企画販促課・簑島蒼麻さん:
12月まで雪の丘のオープンがずれることはいままでなかった。2024年は気温が高くて雪が作ったらどんどん溶けていく。(オープンが)過去1番遅い状態になっている

雪を作る機械の老朽化も重なっているものの、ここまでゲレンデ造りに苦労するのは開園以来初めてだといいます。

雪遊びができる広場はなんとか12月7日頃にもオープンできる見通しですが、ソリ遊びのコースはもう少し先になってしまう可能性もあるということです。

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