12月2日夜、静岡県の御前崎沖で無人のプレジャーボートが見つかりました。所有者の男性は家族に「太刀魚釣りに行く」と出かけたまま連絡が取れなくなっていて、海に転落した可能性もあるとして海上保安署が捜索しています。
行方がわからなくなっているのは島田市に住む男性(60)で、12月2日午前3時頃、妻に「太刀魚釣りに行く」と伝え自宅を出発しました。
男性は御前崎港マリーナに係留しているボートに乗って御前崎沖の釣り場に向かったとみられていますが、普段は夕方に帰宅するものの連絡もないまま帰って来ず、また、妻が電話をかけましたが留守番電話となりました。
このため、妻が知人に捜索を依頼した後、知人が御前崎海上保安署に通報し捜索したところ、午後7時54分に御前崎灯台から東に約4キロの沖合で錨を下ろし、エンジンが停止した状態のボートが見つかりました。
ただ、ボートには釣り竿2本などが残っていたものの人はおらず、御前崎海保は男性が海に転落した可能性もあるとみて捜索を続けています。