災害時にイヌやネコなどのペットとの避難に備えた研修会が静岡県熱海市で開かれ、飼い主たちが現状や対応などについて学んでいきました。
この研修会は保健所が企画し、避難所の多くでペットの受け入れが進んでいるものの必要な物資がそろっているとはいえず、飼い主自身が備えをしておくことが大切だと説明されました。
また、避難所での共同生活ではペットの鳴き声などがほか人のストレスになることもあり、イヌのしつけなど実際に体験しながら学び、備えの大切さを実感している様子でした。
参加者:
(講義を)聞いてやはり自助が大事で、これからいろんなことを準備しなければと勉強した
県東部保健所・岩田佐知子 班長:
ペットの災害対策があることを知ってもらうのが一番。知ってもらい(災害時に)ペット避難所にすぐに行けるように備えをして欲しい
熱海市内では約1900匹の犬が登録されていますが、避難所ですべてを受け入れることは困難で、自治体のさらなる対応も求められています。