長期休暇を終えても部隊に戻らず、そのまま20日以上にわたって欠勤し続けたとして、陸上自衛隊 板妻駐屯地は11月26日付けで男性自衛官を懲戒免職としました。
懲戒免職となったのは陸上自衛隊 板妻駐屯地・第34普通科連隊に所属する男性陸士長(27)で、長期休暇の最終日である1月10日の帰隊時間になっても部隊に戻らず、そのまま正当な理由なく20日以上欠勤しました。
男性陸士長がいないことに気づいた別の隊員が部隊に報告したことで発覚し、男性陸士長は部隊からの連絡に「帰りたくない気持ちが強くなった」「申し訳ない気持ちはあるが戻るつもりはない」と話したということです。
板妻駐屯地によると欠勤以前に男性陸士長から部隊への相談はなく、調査の結果からもいじめやパワハラなどの事実は確認されなかったということです。
第34普通科連隊長の兜智之1等陸佐は「隊員に対する服務指導の強化を図る」とコメントしています。