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「仕込み始めると年末が近いと…」正月の味“潮カツオ”作りが最盛期 塩水に漬け天日干した伝統の保存食

静岡県西伊豆町では正月の味として親しまれてきた伝統の保存食・潮カツオ作りが最盛期を迎えています。

潮カツオはカツオの腹に塩を詰め1週間から10日ほど塩水に漬け込んだあと、水で洗い天日干しにしたものです。

明治時代から鰹節を作っているカネサ鰹節商店では11月20日、漬け込んであった3kg前後のカツオを洗い、竹のやぐらに吊るしていく作業が行われました。

カネサ鰹節商店・芹沢安久さん
もう潮カツオを仕込み始めると年末が近いなって感じます。少しでも多くの人に食べてもらって、また昔みたいに藁で(潮カツオを)飾ってる風景が西伊豆町でたくさん見られるようになるとうれしい

店では年末までに約300本の潮カツオを作る予定だということです。

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