11月20日早朝、静岡市葵区の静清バイパス・上り線で原付に乗った男性に衝突し、ケガをさせたにもの関わらず走り去ったひき逃げ事件で、警察は島田市に住むトラック運転手の男を逮捕しました。原付を運転していた男性は搬送先の病院で死亡が確認されています。
過失運転致傷及び道路交通法違反(救護措置義務違反)容疑で逮捕されたのは島田市大柳に住むトラック運転手の男(37)で、11月20日午前4時半頃、静岡市葵区桜町の静清バイパス・上り線の平和IC出口付近で大型トラックを運転中、原付に乗った男性(73)に衝突しケガをさせたにもの関わらず走り去った疑いです。
事件は「路肩に原付が止まっていて人が壁にもたれかかっている」と消防に通報があったことで発覚し、現場にはトラックの部品の一部が落ちていたほか、原付には車とぶつかった痕が残っていたことから、警察がひき逃げ事件として捜査していました。
原付を運転していた男性は搬送先の病院で死亡が確認されていて、警察は防犯カメラの映像などから大型トラックを割り出し、現場に残っていた部品と損傷状況の照合などをした結果、男の逮捕に至ったということです。
警察は男の認否を明らかにしておらず、容疑を過失運転致死に切り替えると共に当時の状況や事故の原因などについて調べています。