11月18日夕方、静岡県掛川市にある住宅で高齢の夫婦が男に刃物で切り付けられケガをしました。
捜査関係者によると男はインターフォンを押して家を訪ねた可能性が高く、現場には犯行に使用されたと見られる刃物が残されていました。
落合健悟 記者:
こちらの街灯も少ない閑静な地域で事件は起こりました。現在鑑識が家の周りなどを調べています
18日午後5時20分頃、掛川市国安の住宅に男が侵入し、この家に住む高齢の夫婦を刃物で切りつけました。
2人は手や顔に切り傷と打撲痕があるもののいずれも意識はあり、命に別条はありません。
警察によると同じ敷地内にある別の家に住む娘が帰宅したところ、騒ぎ声が聞こえたため様子を見に行くと男と両親がもみ合いになっていて、追いかけたものの逃げられたということです。
また、捜査関係者の話では男はインターフォンを押して夫婦の家を訪ねたうえで玄関先で犯行に及んだ可能性が高く、現場には犯行に使用されたとみられる刃物が残っていました。
近くの住民:
人を悪く言う人ではないし、いい人、2人とも
近くの住民:
これから防犯をもう少しきっちりしないとまずい
近くの住民:
怖くて外に出られない
事件から一夜明け、近くの千浜小学校では19日朝、警察や教師が児童の登校を見守りました。
千浜小学校・永井和典 校長:
登校する子供たちと少し話をしたが、その中でも不安を抱えていると伝えてくる子がいたので、子供たちが安心安全に1日も早く登校できるように願っている
この小学校ではしばらくの間、児童の下校に教師が付き添うということです。