釣り針などが付いたまま海を漂う漁網を資源として再利用するイベントが、静岡県下田市の水族館で開かれました。
漁網をはじめ、海に捨てられる漁具は世界で年間50万トンから100万トンにのぼると推定されていて、海洋生物への影響などが心配されています。
こうした漁具を再利用しようと、下田海中水族館とリサイクル業者などがイベントを開き、水族館の来館者が漁網から釣り針などの金具を取り除いていく作業を行いました。
参加者:
結構量があったので、これ(廃漁網)のせいで動物が絡まったりしていると考えるとかわいそう
参加者:
リサイクルされてまた使えるものになるというのは素晴らしいこと
水族館の担当者は「海の環境などについて考えるきっかけになれば」と話していました。