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【葵区・葵バナナ】1本960円の超高級品! 皮ごと食べられる無農薬の国産バナナを静岡市内で発見 

静岡市葵区にある、あさはた緑地近くの大きなハウス。中をのぞくと南国のバナナが! ブランドバナナ「葵バナナ」のハウスです。1本960円する超高級で、皮ごと食べられる無農薬バナナ。お得に手に入れる量り売り情報もあります!

あさはた緑地近くのハウス

きっかけは離乳食 安心安全なバナナを作る

2023年に静岡市葵区で新規就農をしたFarmer’s GOLD代表の牧田祥子さん。全くの未経験からバナナ栽培を始めようと思ったのは、赤ちゃんの離乳食としても安心安全なバナナを作りたかったから。

国内に流通しているバナナの99%は、海外からの輸入に頼っています。害虫等から守るために、輸入バナナは農薬を使うことが一般的ですが、国内で無農薬で栽培することで、皮ごと食べられる葵バナナが誕生しました。

代表の牧田祥子さん

静岡では珍しいバナナの栽培ということで「お茶じゃないの? ミカンじゃないの?」と、なかなか周囲の理解やサポートが得られず苦労したそう。

それでも手探りで進み、苗の植え付けから1年ちょっと。待望の葵バナナの収穫が2024年、始まりました。

葵バナナはこんなバナナ

葵バナナの品種は「台湾北蕉(タイワンホクショウ)」という、日本ではあまり流通していない大変貴重な台湾原産の品種です。

ハウス内収穫前の葵バナナ

「台湾のバナナが静岡で栽培できるの? 」と疑問に思いますが、静岡は日照時間が長く、高温多湿でバナナの栽培に適した気候なんだそう。

寒くなる時期もありますがハウス内にヒーターが設置してあるので、一定の温度以下にならないように温度管理がされています。

収穫までは12カ月〜13カ月。頃合いになると青いまま収穫し、追熟庫で10日間ほど追熟させた後に出荷します。

食べ頃バナナの見分け方

収穫したバナナは青い状態から、追熟することでだんだんと黄色く変化していきます。黄色くなった後、皮の表面にシュガースポットと呼ばれる茶色い斑点が出てきたら食べ頃の合図。

皮自体にあまり甘みはありませんが、無農薬で柔らかく、ポリフェノール等栄養も豊富なので、ぜひ一度皮ごと味わってみてください。

食べ頃の葵バナナ

気になるお味は、クリーミーな食感で甘さが際立っていました。

葵バナナの購入 現地量り売りがお得!

購入はオンラインショップから。Mサイズの葵バナナ5本で4800円、送料無料です。つまり1本960円の超高級品。贈り物にもできそうです。

柔らかいので皮ごと食べられる

そんな高級品をお得に手に入れる方法があります。ファームまで来られる人限定ですが、現地での量り売りも可能です。

小サイズ(1本139g以下)は1kg2500円、本数で8本程度です。大サイズ(1本140g以上)は1kg3000円、5本程度です。

量り売りをご希望の場合は葵バナナのインスタグラムへDMでお問い合わせください。

ファームの見学や、葵バナナの収穫体験イベントも開催しています。日本では数少ないバナナ農園での収穫体験はかなり貴重。収穫体験の詳細は葵バナナのインスタグラムをチェックしてください。

今後はキッチンカーでの葵バナナのスムージーの販売も予定しているそうです。さまざまな展開が楽しみな、静岡発Farmer’s GOLDの葵バナナから目が離せません。

静岡市内で唯一の、皮ごと食べられる無農薬国産バナナ「葵バナナ」を、ぜひ一度ご賞味ください。

■農園名 Farmer’s GOLD
■場所 静岡市葵区柳原3-3(バナナ農園)
■営業・定休 インスタグラムのDMで問い合わせ

【詳しく見る】
葵バナナのインスタグラム
葵バナナのオンラインショップ

取材/よれちゃん

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静岡市在住のグルメブロガー。ラーメンと中華と甘いものが好き。
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