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自宅に放火し住宅6棟全焼させた被告が死亡で公訴棄却 起訴内容認めるも公判中に体調不良を訴え救急搬送

静岡県浜松市天竜区の自宅に火を放ち、住宅など6棟を全焼させた罪に問われた男(89)が公判期間中に死亡し、地裁浜松支部は公訴棄却を決定しました。

起訴状などによりますと、男は2023年10月 浜松市天竜区水窪町の自宅にマッチで火をつけ、自宅や周辺の住宅など合わせて6棟を全焼させた現住建造物等放火の罪に問われていました。

男は2024年8月の初公判で「家族に見捨てられて苦しかった」などと起訴内容を認めていましたが、9月の公判中に体調不良を訴えて救急搬送されたため休廷となり、その後の日程は延期となっていました。

こうした中、男が死亡したため地裁浜松支部は18日付で公訴棄却を決定しました。

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