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静岡市駿河区にある「ザ・ヒマラヤン ステーション」では、あっさりとしたネパールのカレーが人気。リピーターが続出しているネパールのストリートフード「パニープリ」は、新感覚の食べ方と酸味が癖になる料理でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも1本裏に入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は静岡市を横断する主要道路「南幹線」周辺を、テレビ静岡から静岡駅方面へ散歩します。
あっさりしたネパールのカレー
裏道で見つけたのは、ネパール料理のお店「ザ・ヒマラヤン ステーション」。赤い派手な看板が目印です。
ネパールのカレーは、インドカレーに比べてスパイスが控えめ。シンプルであっさりした味わいが特徴的で日本人も食べやすく、お客さんの9割が日本人です。
ネパール料理店ですが、インドカレーやナンもあります。
メニューにはラインナップ豊富なカレーがずらり。
店のおすすめは「バターチキンカレー(980円)」。ランチ限定、500円でカレーのセットが楽しめるワンコインセットもあります。
3種類のカレーを楽しめる人気セット
お店で一番人気なのは「ネパールカナセット(1280円)」。
「カナ」はネパール語でお米という意味です。3種類のカレーが付いたボリュームたっぷりのカレーセットが運ばれてきました。
まずは豆のカレー、ダールカレーから食べてみます。
豆のコクがカレーのルーに染み渡り、豆の甘みも感じます。スパイスの香りもいいアクセントに。
続いてマトンカレー。複雑な香辛料の辛さの奥に、塩味を感じ食べやすいカレーでした。
さらに野菜のカレーも。ホクホクのジャガイモにグリーンピースなど、たくさんの野菜が入っています。日本の肉じゃがを食べているような、懐かしい味がしました。
マネージャーのボガティ・ディセス・ラズさんによると、ネパールでは朝ごはんでも夜ごはんでも毎日カレーを食べるそうです。
また、日本人と同じでナンよりはお米と一緒に食べることが多いそう。日本人にとっても食べやすい理由に納得です。
見た目はたこ焼き「パニープリ」
インドカレーに比べてあっさりしているネパールのカレーを堪能したところで、隠れた人気メニューがないか調査。
その名は「パニープリ(580円)」。“たこ焼き”に見えませんか?
SNSでパニープリを見て来店する人が多く、日本人にも人気のメニューです。
パニはネパール語で液体、プリは丸い皮という意味です。スプーンで調味料の入った中央のおわんに入った液体を混ぜ、皮にスプーンで入れて一口で食べます。
辛そうに見えるパニの辛さは控えめで、酸味を感じました。
サッパリいけるおつまみのような感覚の料理です。日本人も癖になる酸味と新感覚の食べ方で、リピーターが続出。ネパールにはパニープリの専門店もあるほど人気なんです。
隣には輸入食材のスーパーも
お店の隣にはネパールなどの食材を扱っているスーパー「ヒマラヤン ハラル バザール」があります。
さまざまなジャンルの食材を取りそろえています。お菓子やお肉、調味料のほかにも自宅でパニープリを調理するための材料もありました。
近くの学校に800~900人のネパール人がいるため、食材の需要があるそうです。
静岡にいながらにして、ネパールやインドを感じられるスポットでした。異国情緒あふれる店で、ネパールのカレーやストリートフードを堪能してみてはいかがでしょうか。
■店名 ザ・ヒマラヤン ステーション
■住所 静岡市駿河区曲金7丁目1ー20
■営業時間 11:00~22:00
■定休 水
■問合せ 054-293-4334
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