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【リニア】静岡工区のトンネル工事の参考に似た現場を視察 深さ600mで地質がもろい難工事

リニア中央新幹線のトンネル工事について理解を深めようと、静岡工区と似た状況での工事が進められている三遠南信自動車道の青崩峠トンネルを、静岡県議が視察しました。

県議会第2会派のふじのくに県民クラブのメンバーが訪れたのは、静岡県浜松市から長野県飯田市までを結ぶ、三遠南信自動車道の静岡と長野の県境にあたる青崩峠トンネルです。

このトンネルは地表からトンネルまでの深さが最大600mあるほか、地質がもろい部分もあり、リニアの静岡工区との共通点があるということです。

視察では、工事を担当する国交省の職員から通常のトンネルの3倍のコンクリートを吹き付けていることなど、難易度の高い工事への対応について説明を受けていました。

ふじのくに県民クラブ・阿部卓也 県議:
問題があれば(工事を)止めて、ひとつひとつ専門家を入れて検討して、最善の策を取ってきたということなので、JR東海も(リニアの)工事を進めるにあたって、そういう姿勢で取り組んでもらいたい

県議たちは13日の視察内容を県全体でも共有していくということです。

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