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台風10号で大雨被害の焼津市…川の水門開かず水位上昇 道路冠水にも影響か  原因は調査中

台風10号に伴う大雨で、静岡県焼津市では川の水門が正常に作動しなかったことがわかりました。周辺では道路が冠水し車の水没する被害があり、県が関連を調べています。

8月29日、焼津市は台風10号に伴う大雨で道路の冠水が相次ぎ、国道では水没して車が動かなくなったり、近くの地下道が出入り口付近まで水がたまるなどしました。

特に被害の大きかった八楠地区では、この地区を流れる梅田川が増水し、自動で開くはずの水門が開かず、管理する島田土木事務所の職員が遠隔操作や現場へ行き手動で開けようとしても動かなかったということです。

静岡県 島田土木事務所 維持管理課・北島修 課長
開くような信号が機械に送られていたが、その時点で何かしらのエラーがあって開かない状態になった

水門は約2時間後に自動で開きましたが、梅田川の水位は2mほど上昇したということです。

川から流れてきた木が水門に当たったり引っかかったりした場合や水門が傾いていた場合に正常に動かなくなる可能性があり原因を調べています。

静岡県 島田土木事務所 維持管理課・北島修 課長
仮に同様な動きが生じた場合には、すぐ対応できる方法を検討しているので台風が来たとしてもすぐ動かせるように準備はしている

土木事務所では水門のトラブルとこの地区での道路の冠水などのと関係も調べることにしています。

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