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【伊東・伊豆シャボテン動物公園】放し飼いの動物も! “距離感ゼロ”で新感覚 おやつあげ体験してきました

静岡・伊東市の大人気観光名所といえば、約140種類の動物達に会える「伊豆シャボテン動物公園」。リスザルやクジャクなど放し飼いされている動物たちもおり、まさに“ゼロ距離動物園”。どんな動物たちに会えるのでしょうか?

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約140種類もの動物たちに会おう

シャボテン動物公園

大室山のふもとにある「伊豆シャボテン動物公園」には、約140種類の動物と約1500種類のサボテンや多肉植物を見ることができ、動物達のなかには放し飼いにされている子も。

なでたりおやつをあげたりして、積極的に触れ合うことができます。

エントランスを抜けると、開放的な広場に出ます。大室山をバックに記念撮影ができますよ。

シャボテン動物公園
大室山が背景になるフォトスポット

また園内はとても広いので、どこから回るか決めておきましょう。

広場のすぐそばにはふわっふわな毛並みの「ラマ」が。

とても優しい目をしていて、今日は天気も良く気温が心地よかったのでみんな出てきてくれました。

シャボテン動物公園
ふわっふわのラマ

「伊豆シャボテン動物公園」の目玉は、いろいろな場所に設置されている「どうぶつのおやつ」。

購入して、実際におやつをあげることができます。

シャボテン動物公園

通常、動物のおやつあげ体験といえば、時間帯が決まっていたり予約が必要だったりするのですが、伊豆シャボテン動物公園では好きなタイミングでおやつをあげることができるのです!

さっそく広場に隣接している「バードパラダイス」に入ってみましょう。

シャボテン動物公園

名前の通り、中にはめずらしい鳥たちがたくさんいて、お客さんを出迎えてくれます。

入口の階段の手すりには神々しく輝く白色のクジャク。

そして鳥たちが放し飼いにされているため、道にはカモやツルが歩いたりごはんを食べたりしていましたよ。

シャボテン動物公園
バードパラダイスの中

ふだん出会うことができない動物たちが、いろいろな表情を見せてくれるのは伊豆シャボテン動物公園ならではですね。

また、バードパラダイスでも鳥たちにおやつをあげられます。

おやつ箱の上にもカモが。お店番をしているのでしょうか。それともおやつを買ったお客さんから真っ先にもらうために陣取っているとか?

忘れちゃいけない主役「サボテン」

伊豆シャボテン動物公園といえば、名前にも入っている「サボテン」!

園内には海外に生育しているあらゆるサボテンや多肉植物が集結しており、観察できます。

シャボテン動物公園

もちろんこのエリア内にも動物がいますよ。

パンダヤギ」の子供です! 愛らしいですね。

親子で一緒に暮らしており、子供は2024年の4月に生まれたそうです。パンダの様な柄がとってもチャーミング。

シャボテン動物公園
パンダヤギの子供

どこにでも出没 放し飼いの2動物

園内にはいろいろな動物たちが放し飼いされています。クジャクもそのうちの一種。

園内の歩道やフェンス、木の上にまで自由気ままに散歩していました。

ある子は、クジャク用のおやつ箱の前をなわばりにしており、お客さんが近づくと「買って~」とおねだり。人間顔負けの賢さです。

シャボテン動物公園
右下) おやつ箱の前で待っています

なんと園内には「リスザル」も放し飼いに。

いたずら好きなので、食べ物だけでなくカバンの中身にも興味を持ってしまうそうです。

ご飯やお菓子を食べるとき、バッグを開けるときには、リスザルに注意が必要ですね。

シャボテン動物公園

いました!いました! ちょうど屋根の上を素早い動きで走っていきました。

園内を散策するときは、たまに屋根など上を見上げるとリスザルに会えるかもしれませんね。

シャボテン動物公園

気になる建物「高原竜ヒドラ」

園内に、ひときわ目立つ像が。

実はこの中は温室につながっており、サボテンや多肉植物、フクロウなどの動物もいます。

そしてある一部の方はこの姿を見てビビッと来たのではないでしょうか?

シャボテン動物公園
高原竜ヒドラの像 実は温室の入口

実はこの像、かつて放映されていた大人気番組「ウルトラマン」の「高原竜ヒドラ」の像として登場したことがあるのです。

そのほかにも園内はたびたび、ロケ地として利用されたことがあるそうです。

高原竜の中に入ると温室内に出られ、大小さまざまなサボテンや多肉植物が集まるその光景は圧巻です。

シャボテン動物公園

地下通路を歩いていくと、「アフリカ館」や「メキシコ館」など、産地ごとの植物が観察できますよ。

途中に「フクロウの森」があり、いろいろな種類のフクロウに会えます。

ふわふわな体毛にクリッとしたお目々がかわいいです。フクロウ好きにはたまりませんね~。

シャボテン動物公園

なんと言ってもカピバラでしょう

そして、みんな大好き「カピバラ」のゾーンです。

カピバラはエリア内で放し飼いにされており、なでたりおやつをあげたりして思う存分触れ合えます。

エリア内でカピバラは放し飼い

カピバラは子供から大人まで一緒に生活しており、元気に駆け回っていました。

こんなに近づけるなんて、ほかの動物園では経験できませんね。

カピバラと一緒に「マーラ」も放し飼い。

シャボテン動物公園
マーラ

ウサギみたいな見た目ですが、ネズミの仲間なのだそうです。

ごはんを食べている表情がまた愛嬌がありますね。

シャボテン動物公園

伊豆シャボテン動物公園の名物の一つ「元祖カピバラの露天風呂」は11月から始まります。お風呂でほっこり温まるカピバラに癒されたい方は、ぜひお越しください。

おやつをあげてみた

せっかくですから私も愛らしい動物に、おやつをあげたいと思います。

この子は「ビントロング」といって、木の上で暮らすジャコウネコの仲間なのだそうです。この日も木の上で過ごしていました。

シャボテン動物公園
ビントロングにおやつをあげると…

ビントロングのおやつはリンゴです。

200円で2切れ。木箱のなかに200円を入れたら、隣のケースからおやつ入りタッパーを取り出してビントロングにあげます。

シャボテン動物公園

チャリーンという小銭の音が聞こえたからでしょうか。

木の上にいたビントロングがすぐ近寄ってきてくれました。

甘えたような顔で「ちょうだ~い」とおねだり。穴からリンゴをやさしく入れてあげると、おいしそうに食べてくれるではありませんか!

2切れあげてもまたおねだり。エンドレスでおやつを買ってあげたくなりますね!

お得な割引情報あり

チケットは事前にコンビニエンスストアで前売り券を買うか、インターネットで電子チケットを買っておいた方が最大200円お得です。土日や繁忙期の大人料金は2800円ですが、ネット等で買えば2600円になります。

また、伊豆シャボテン動物公園の隣には「大室山」があり、リフトに乗って頂上まで行くと、空と海そして伊東市街が見渡せるほどの超絶景ポイントです。

シャボテン動物公園

シャボテンのチケットを大室山のリフト受付に持っていくと割引が受けられるので、ぜひ寄ってみてください。

伊豆シャボテン動物公園は、放し飼いにしている動物たちが多く、好きなだけ触れ合ったりおやつをあげたりできる、まさに“ゼロ距離動物園”でした。

「レッサーパンダ」や「ワオキツネザル」、「カンガルー」など紹介していない人気者たちがまだまだたくさんいるので、天気がいい日にぜひお越しくださいね。

■スポット名 伊豆シャボテン動物公園
■住所 静岡県伊東市富戸1317-13
■営業時間 9:30~17:00 ※季節により変動あり
■定休 年中無休
■駐車場 有料

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伊豆とダイビングが好きすぎて東京から伊豆へ移住。伊豆の魅力を伝えつつ47都道府県のダイビング制覇と世界中の秘境を潜りつくすことを夢見ているさすらいのダイバー!