静岡・三島市のおいしい水を使い、素材と手打ちにこだわるそば店があります。青じそを練り込んだ見た目にも涼し気なそばは、暑い日にぜひ食べたい逸品です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ三島市・楽寿園の南出入口の隣に「江戸変わりそば 飯嶋」があります。
大きなエビ天が乗った「天おろし」は夏に人気の一品です。
夏の爽やかさ光るそば
飯嶋の“自慢のアレ”は2種類のそばの盛り合わせ「2色」。
今回は、二八そばとこの時期限定の青じそを練り込んだ、さらしなそばです。
群馬県産の夏の新そばを使っています。
この時期は色、味、香りが良く、実が青々としています。
通常の二八そばは、そば粉8に対して小麦粉2の割合で打ちますが、飯嶋ではそば粉10に対して小麦粉2の割合の「外二」で 打っています。
食べやすさはそのままで、そばの味わいは強く残るように仕上げています。
この時期の変わりそばは「さらしな」を使った「青しそ切り」です。
香りが良く、さわやかで清涼感のあるそばは夏にぴったり!
「さらしな」は、そばの実の一割にも満たない純白な部分だけを取り出した粉で、味や香りが少ないため、刻んだ青じそを練り込むことで、 青じその味や香りが引き立つそばになるのです。
「二八」と比べて粘り気が少ない「さらしな」は、お湯を入れて丁寧にこねて粘り気を出すことで、強いコシが生まれます。
そばの切り方も大事なポイント。
変わりそばを支える「さらしな粉」は、厚さを均等に断面を四角にすることで、歯応えがあり、のど越しの良いそばになるんです。
青じそが練り込まれたそばは、爽やかを感じる夏らしいそばでした。香り、味など、この時期にしか味わえない逸品です。
■店名 江戸変わりそば 飯嶋
■住所 静岡県三島市泉町1-31
■営業時間 11:30~14:00
■定休 火(祝日は営業)
■問合せ 055-975-8434
※この記事は2024年8月24日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
【もっと見る! 麺グルメ記事】