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絵を描くようにオリジナルのラグを作ることができる「タフティング」。SNSで話題の織物技法です。初心者でもラグを作ることができる体験コースがありました。
【画像】記事中に掲載していない画像もいっぱい! この記事のギャラリーページへふわふわでかわいい作品
訪ねたのは静岡市葵区の商業施設「マークイズ静岡」の3階にある手芸店「クラフトハートトーカイ」です。
店内の一角にタフティングのコーナーがありました。
展示されているのは、店のスタッフが飼っているワンコをモチーフにして制作した作品です。
触ってみるとふっかふか。これがタフティングです。
「カラフルでかわいい」「ずっと気になっていました」などと、女性を中心にSNSで話題のタフティング。
専用の機械を使って布に毛糸を打ち込んで、絵を描くようにラグマットやカーペットが作れる織物技法です。
まるで絵画のようなデザインだって上達すれば作れちゃう、今注目のハンドメイドなんです。
全国200店舗以上を展開する「クラフトハートトーカイ」はマークイズ静岡店を含む10店舗で、2月からタフティング体験を始めました。
クラフトハートトーカイ静岡店・原陸生 店長:
こんな所にタフティングのコーナーがあったんだとお客さんが気付いてくれます。やってみるとすごく簡単で、思ったよりも自由にデザインできます
そんな原店長の作品も見せてもらいました。にこちゃんマークのかわいらしいシンプルなラグです。
デザインと毛糸の色選びから
レッスンは2種類「体験クラス」と「フリーデザインクラス」です。フリーデザインクラスでは色や形を自由に決めることができます。
今回は体験クラスに挑戦。20cm×20cmのラグを作っていきます。
まずはデザイン選びから始めましょう。体験クラスでは7種類のデザインから選べます。
テレビ静岡・小倉彩瑛アナウンサー:
実家でもネコを飼っているので、ネコにしようかな
小倉アナウンサーは、7種類の中でも一番人気だというネコのデザインを選びました。
続いて毛糸を選びます。体験クラスでは4色まで使うことができます。
ネコのデザインは、背景・体の色・ヒゲ・目・鼻の色を自分で決めることができます。小倉アナウンサーは愛猫の「くろ」をイメージして4色を選択しました。
専用の機械で打ち込み開始
さあいよいよ布に毛糸を打ち込んでいきます。
使うのはタフティング専用の機械「タフティングガン」。毛糸を4本ひと束にして先端に通して準備完了。
テレビ静岡・小倉アナ:
重いですね。ワクワク半分、緊張半分です
まずは練習。線に沿って毛糸を布の裏側から打ち込んでいきます。
引き金を引くと動き出す仕組みです。動きが速く、振動も伝わるので慣れるまではちょっと驚いてしまうかもしれません。
小倉アナの最初のチャレンジは、途中で糸が絡んでしまい失敗。
布にグイっと強めに押し込むのがコツです。
アドバイスに従ってやってみると、2度目は成功しました。
表面を見てみると、均等に毛糸が入っていて良い感じです。
失敗しても大丈夫
直線やカーブなどひと通りの動きを練習したら、いよいよ本番。
小倉アナウンサーの実家で飼っているネコちゃんを、タフティングで上手に描けるでしょうか。
両目は順調に毛糸を打ち込めました。
今度は毛糸を黒に変えて、鼻とヒゲ。
鼻の作業をしていると、勢いあまってはみ出してしまいました。
でも大丈夫。毛糸を抜いてしまえば、直したい部分はやり直すことができます。
ある程度はやり直しがきくので、思い切りが大事。
多少線が曲がってもそれが味になるそうですよ。広めのパーツは輪郭を描いたら、塗り絵のように中を埋めていきます。
オリジナルラグが完成
最後のバリカンと仕上げはお店でやってもらえます。
完成品はさらにノリをつけて2日ほど。お店で受取または郵送してくれます。
こうして完成した小倉アナの作品は、ちょっとだけヒゲがゆがんでいますが、ネコのふわふわ感が伝わる、味のあるラグとなりました。
テレビ静岡・小倉アナウンサー:
ヒゲがゆがんででビリビリって感じがあるので、「ネコ 雷を察知する」というタイトルです
体験クラスは90分、参加費は5000円です。
予約はトーカイのホームページか店頭まで。体験クラス以外にも、大きさやデザインが自由に選べるフリーデザインコースもあります。
初心者でも、味のあるかわいらしい作品が作れるタフティング。最初は上手に機械を扱えなくても、慣れてくれば楽しくなりそうです!
■店名 クラフトハートトーカイMARK IS 静岡店
■住所 静岡市葵区柚木1026 マークイズ静岡3F
■営業時間 10:00~20:00
■問合せ 054-265-5066
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