7月14日午後0時46分頃、富士山須走口8合目付近の登山道に男性が意識を失った状態で倒れているのを別の登山者が見つけ、近くにある山小屋の関係者を通じて消防に通報しました。
倒れていたのは都内に住む60代の男性で、その後、死亡が確認されました。
富士山の静岡側は7月10日に開山したばかりですが、死者は早くも4人目です。
このほか富士山・静岡側の富士宮ルートでは14日午前8時15分過ぎ、6合目にある山小屋に宿泊していた女性(52)が頭痛や吐き気を訴え身動きが取れなくなったとして、警察に通報がありました。
女性は山岳遭難救助隊によって5合目の登山口へと運ばれ、命に別条ありませんが、警察によると13日から既に体調がすぐれなかったということです。
富士山の静岡側では3連休初日の13日も救助要請が4件あるなど、山岳遭難救助隊への出動要請が相次いでいます。