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登山口ごとの規制も視野…鈴木知事が会見で言及 「状況をよく見る」 死亡事故相次ぐ富士山 静岡

富士山で立て続けに死亡事故が起きたことを受け、静岡県の鈴木康友 知事は7月12日に安全な登山を呼びかけました。一方で2025年以降の登山規制については、登山口ごとに対応することも視野に検討を進める考えです。

富士山では7月10日に静岡側が開山してから翌11日までのわずか2日間で4件の遭難事故が起き、3人が死亡しています。

こうした中、鈴木知事は12日 に「残念なこと」と述べ、天候が悪い中での無理な登山やいわゆる弾丸登山は止めるよう呼びかけました。

また、2024年の静岡側の登山者数がコロナ禍前の水準まで戻るとの見通しを示した上で、今後の規制については3つある登山口ごとに実情に応じた対応をすることも視野に検討していく考えです。

静岡県・鈴木康友 知事:
御殿場・須走に比べて富士宮が一番(登山者数が)多いので、富士宮については地元の皆さんも登山者の規制を含めて慎重な対応を求められているので、3つ(の登山口)同時にというよりもきめ細かくやっていく必要があると思うし、まずは今年(2024年)の状況をよく見て来年(2025年)に向けて検討していく必要がある

静岡側では登山道の多くが国有地のため山梨側と違って強い規制が取れておらず、今後のあり方について検討が進められています。

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