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【清水区・INAZUMA】また話に行きたくなる! 新清水駅近くのコーヒースタンド

静岡鉄道の新清水駅から歩いてすぐの場所にある、コーヒースタンドをご存知ですか? 気軽にふらっと寄れて、昼飲みもできちゃう。お話好きで聞き上手な女性店主がいる、まちの憩いの場「INAZUMA」をご紹介します。

新清水駅から徒歩3分のコーヒー店「INAZUMA」

INAZUMA(静岡市清水区銀座)

2024年2月、静岡市清水区銀座にオープンしたコーヒースタンド「INAZUMA(イナズマ)」。

覚えやすく、ロゴにした時にわかりやすいということで、この店名になったそう。

お店を切り盛りする唐澤奈津美さんは、6年間続けた保育士の仕事を退職後、カフェ大国オーストラリアへ渡りました。

いろんなお店を回る中でカフェの魅力に引かれ、漠然と自分のお店が持ちたいと思うようになったそうです。

INAZUMAの店主 唐澤奈津美さん

奈津美さんの夫も飲食店を経営しており、お祭りや夜市のときに出店の手伝いをする中で、また人と関わる仕事をしたいと感じていました。

その矢先、この場所にあったお店が閉店することを知り、ここで自分のお店を始めてみようと決意したそうです。

オーストラリアのカフェメニューを採用

INAZUMAのカフェメニューは、オーストラリアのカフェメニューを採用しています。

ロングブラックやフラットホワイトなど、日本のカフェではちょっと聞きなれないメニューもありますが、丁寧に説明してくれるのでご安心を。

中でも面白いのが「アイスコーヒー(600円)」。日本のアイスコーヒーとは違い、オーストラリアのそれはアイスクリームが乗っているのが大きな違いです。

アイスコーヒー(600円)

冷たいコーヒーの上には、豪快にアイスクリームが2玉、ボンボン! と乗っています。

奈津美さんの好みで、豆は酸味が少なく香りがしっかり立つものをチョイス。アイスクリームの甘さがあるので、コーヒーには甘みを加えずに飲みました。

最初はコーヒーの苦味を楽しみつつ飲み、その後はアイスを溶かして甘さを出していく飲み方もオススメです。

甘酒コーヒー!? 他店舗とのコラボも

2日間限定で提供した「甘酒コーヒー」

2024年6月には、2日間の期間限定で甘酒コーヒーを提供。

静岡市葵区の浅間神社近くで江戸時代から続く“こうじ”の老舗「川村こうじ店」とのコラボ商品です。

甘酒とコーヒーという異色の組み合わせですが、甘酒の甘さとコーヒーの苦味が意外にも相性抜群でびっくり! 底の方には酒粕がしっかり残っていて、酒粕特有のつぶつぶ感も楽しめます。

今後も積極的に、他店舗とのコラボ企画を展開していく予定とのことなので、INAZUMAのインスタグラムをフォローして続報をお待ちくださいね。

大切にしていること

INAZUMAのお客さんは年齢層もいろいろ。地元の方をはじめ、以前のお店の常連さんも引き続き来てくれるそう。

80歳くらいの方がエスプレッソを飲んでいったり、通りすがりでお酒を飲んでいったりする方も。

準備段階からいろんな方が声をかけてくれる、あたたかい町、清水が大好きになったそうです。

そんな奈津美さんに大切にしている事を聞きました。

INAUMA・唐澤奈津美さん:
お客さんにはまた来て欲しいから、目を見て笑顔で一言でもお話をするように心がけています。保育士をやっていたので、お客さんの顔を覚えるのは得意です。以前来てくれましたよね?と声をかけると、喜んでもらえたりするので、そういう一言を大切にしています。

奈津美さん自身も接客を楽しんでいる様子で、「このお店がみんなの居場所になったら」と話していました。

■店名 INAZUMA
■住所 静岡市清水区銀座1-10
■営業時間 平日 15:00〜21:00 
      土日 12:00〜21:00
■定休 不定休

【詳しくみる】INAZUMAのインスタグラム

取材/よれちゃん

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静岡市在住のグルメブロガー。ラーメンと中華と甘いものが好き。
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