地元の人が足しげく通う食堂が清水区にあります。高齢で引退した先代の味を引き継ぎ、麺やトッピングのナルトなど、地元で作られた食材でつくる、昔ながらのしょうゆラーメンが絶品でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ1954年に創業した「蒲原館」は、ラーメンが人気の食堂です。
2021年に先代の店主が高齢のため引退すると、この店の味を守りたいと地元企業が経営を引き継ぎました。
具だくさんのタンメンのほか、食堂時代の味を引き継いだオムライスも人気です。
昔ながらの変わらぬ一品
蒲原館の“自慢のアレ”は「ラーメン」。
地元の人々がソウルフードと認める、蒲原を代表するメニューです。
昭和を感じさせる懐かしさのあるしょうゆベースのスープは、元々のレシピを参考に先代の味を忠実に再現。
豚骨と鶏ガラ、それに煮干し、香味野菜を入れて4時間煮ています。
ラーメンのスープは、火加減を細かく調整し、沸騰させすぎないことがポイント。
これが、バランスのいいスープをとる秘訣です。
麺は地元の製麺所から仕入れたもので、トッピングのナルトも地元の練り物業者から仕入れています。
チャーシューは、地元の精肉店から仕入れた豚肩ロースをスープと一緒に煮込みます。
「ミニカレー」と「ミニ天然鮪丼」は、お店のリニューアル後に考案された新メニュー。ラーメンとセットでお得に注文できます。
カレーは、20種類のスパイスから作っている本格派です。
ミニ天然鮪丼には、ミナミマグロを使用。
赤身だけでなく、脂がのったトロも入るので、天然ならではの味が楽しめます。
丁寧に作ったスープや麺、具材へのこだわりがあるからこそ、どこにでもあるようで、ここにしかない味となっています。
■店名 蒲原館
■住所 静岡市清水区蒲原堰沢433
■営業時間 11:00~14:30
17:00~20:00※夜は居酒屋営業
■定休 月夜
■問合せ 054-385-2233
※この記事は2024年6月15日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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