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【清水区・NEWS by 河西新聞店】“裏”がある新聞店 コーヒー&パンで「朝をもっと豊かに」

一見普通の新聞店ですが、裏にまわってみると海を見渡すコーヒーとパンのお店でした。SNSで話題のクッキーでできたエスプレッソカップ「エコプレッソ」もあるお店です。

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由比港(静岡市清水区)からスタート

いつも通る表通りから1本裏へ入れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを散歩します。今回歩くのは、静岡市清水区由比の東海道です。

ここを通るの?! 地元の人が使う近道トンネル

裏スポットを紹介してくれるのは、由比で江戸時代から続く原藤商店の15代目・(はら)藤晃(とうこう)さんです。

サクラエビを使った新商品の開発など由比を盛り上げる立役者の一人です。

港から東海道に向かうのですが、原さんが案内してくれたのは裏道感あふれるトンネルでした。

トンネルを通れば、国道一号線バイパスやJR東海道線の下を通って、東海道に続く道に行くことができます。

原 藤晃さん:
地元の人はいつも使っている近道です。徒歩でしか通れない道で、津波の避難経路になっています

トンネルを歩いて港から東海道へ 室伏真璃アナウンサー

東海道は江戸時代から続く、言わずと知れたメイン通り。静岡市側から東へお散歩していきます。

新聞店の“裏”

やってきたのは「河西新聞店」でした。

この店には裏があるんですよ!

一見普通の新聞店ですが

一見何もなさそうですが、脇道を通って新聞店の裏側へ行くと「パンとコーヒー」と書かれた矢印が。

そこにはおしゃれな、もう一つの扉がありました。

裏道にある河西新聞店のさらに裏、パンとコーヒーのお店「NEWS by 河西新聞店」です。

店内にはコーヒー豆がずらり、パンもカウンターに並んでいます。

NEWS by 河西新聞店・河西 健さん:
パンは日替わりも含めて約30種類あります

まずはパンとコーヒーを選ぶことにします。

メニューに載っていたのは、「NEWS」と書かれたクッキーで作られたエスプレッソのカップ。

名前は「エコプレッソ(650円)」です。

テレビ静岡・室伏真璃アナウンサー:
かわいい! インスタグラムで見たことがありますが、ぜひ飲みたいです

クッキーを先に食べると大変な事になっちゃうので、まずはエスプレッソから飲んでくださいね。

エコプレッソ(650円)

エスプレッソの苦みと一緒に、クッキーの内側にコーティングした砂糖の甘味も味わえるんです。砂糖を入れなくてもいいかもしれません。

海も電車も見える外のベンチでいただきます!

ベンチで海を見ながら飲食できます

パンのおすすめは、自家焙煎のコーヒーをエスプレッソで抽出してパン生地に練り込んだエスプレッソパン「エスプレッソミルク(220円)」。

NEWSの代名詞です。

NEWS by 河西新聞店・河西 健さん:
国産小麦を使用して、富士山溶岩釜で焼き上げています。遠赤外線で高温、短時間で焼き上げるので、水分が失われにくく、もっちり食感のパンができあがります

左)エスプレッソミルク(220円) 右)シラスとイワシのしずまえ親子パン(270円)

そして由比の地もの、シラスとイワシの削り節を使った「しずまえ親子パン(270円)」です。

原さんが経営する由比むつみ市場のシラスを使用した、由比らしさが詰まった一品です。

「朝をもう少し豊かに」

NEWS by 河西新聞店はコーヒーの焙煎とパン作り、夫婦二人三脚で営む人気店です。

2024年で8年目とのことですが、なぜ新聞店がお店を始めたのでしょうか。

NEWS by 河西新聞店・河西さん:
新聞配達をしながら、もう少し朝を豊かにできないかと感じ自家焙煎の新鮮なコーヒー豆を朝刊と一緒に配達するサービスをスタートしたのがきっかけです

NEWS by 河西新聞店・河西 健さん

その後、豆だけではなくコーヒーを入れてほしいとの声をうけ、新聞店の敷地にもコーヒー店をオープン。由比の朝を豊かにするナイスアイデアでした!

■店名 NEWS by 河西新聞店
■住所 静岡市清水区由比寺尾63
■営業時間 11:00 ~ 16:00
■定休 日・月・火
■問合せ 054-375-2507

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