閉園した静岡県沼津市の水族館“あわしまマリンパーク”の新しい社長に就任した放送作家の今村クニトさんが4月26日、沼津市で住民への説明会を開きました。2024年7月までの営業再開を目指すということです。
2024年2月、施設の老朽化などを理由に閉園した沼津市のあわしまマリンパークは4月、放送作家の今村クニトさんが再開に向けて水族館の株式を取得し、新しい社長に就任しました。
今村新社長は26日、沼津市で地元住民に向けた説明会を開き、水族館への思いや再開に向けた決意を語りました。
あわしまマリンパーク・今村クニト社長:
僕はみんなで作る水族館だと思っているので、一人一人の特に地元の方に力を貸していただけたらとてもとてもうれしい
企業から資金援助を受ける今村新社長は、前の運営会社が抱えていた負債をすべて背負っていくと説明し、所有権をめぐって係争中の裁判についても管財人側と和解に向け交渉したいと話しました。
あわしまマリンパーク・今村クニト社長:
皆さんの力、さらには全国のあわしまマリンパークを愛している方々の力がどうしても必要です。常に対話をしながら動きますので、今後ともご協力よろしくお願いします
説明を聞いた住民は・・・
地元住民:
期待してます。あそこが開ければ地元の人も仕事ができるし、お客さんが来れば潤う。そういう面でないよりはあった方がいい
今村新社長は水族館の運営について話し合うため、企業などからなる実行委員会を設置する予定で2024年7月までの営業再開を目指していくということです。