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静岡・三島市に首都圏からの旅行客も多く訪れるという人気のカフェがあります。人気の秘密はコーヒーだけでなく、豊富なデザートメニューや桜並木のある散歩道にありました。
店名がまさに「散歩道」
水の都、三島の市街地を流れる清らかな富士山の湧き水。
お散歩にぴったりの湧き水スポットの代表といえば源兵衛川ですが、その川沿いにかわいらしくたたずんでいるのが「cafeらーら ぷろむなーど」です。
3月に1周年を迎えました。
店名の「ぷろむなーど」はフランス語で「散歩道」という意味で、「わくわくお散歩」をイメージして付けたそうです。まさに、散歩の途中で寄り道するのにぴったりのカフェです。
春には、店の目の前の桜並木が満開になります。
2023年の4月上旬に撮影された同じ場所の画像を見ると、サクラの花びらが小道に舞い落ち、わくわくのお散歩ができそう。
3月中旬の取材時にはまだつぼみの状態でしたが、満開の時には窓の外は、淡いピンクでいっぱいに!
窓が額になって、まるで絵画のように美しい景色が見られるはずです。
店の外にもテーブル席が用意されますので、犬の散歩の途中や、テイクアウトの方も、外で気軽にお食事を楽しむことができます。
パンと季節のデザートが人気
窓からの景色も最高ですが、お店のお楽しみはパンとスイーツです。
パンはスタッフが店内で焼いていましたが、5月からは全国のホテルでも提供しているこだわりのパンなどを仕入れるそうです。
くるみパンやレーズンパンが1個100円とお手頃価格で、いくつも欲しくなってしまいます。
店内にはパンのいい香りがただよっていました。
cafeらーら ぷろむなーど・竹田善彦 店長:
パンは人気ですよ。お散歩の方がテイクアウトで買われたりね。食パンは一斤では多いというお客様の声があったので、1/2斤でも販売することにしました
テイクアウトもできて、取材中にも次々とパンは売れていきます。
カフェなのにパンが種類豊富なのが、らーら ぷろむなーど人気の秘密のひとつです。
パンだけでなく、季節のデザートも見逃せません。デザートは全て、店長の竹田善彦さんの手作りです。
まずは、なめらかな食感が魅力の「とろり美味しいプリン(500円)」です。
続いては「優しい甘さのコーヒーゼリー(300円)」。
コーヒーゼリーはお店の豆で入れたコーヒーを使用するこだわりぶりです。
デザートメニューは季節で入れ替わります。
バスクチーズケーキやアイス最中などレパートリーは豊富で、夏には、かき氷も楽しめます。
ランチにぴったりなお食事メニューもあります。
注文したのは王道の「ナポリタン(1100円)」。ほかにはカレーとハンバーガーがあって、どれもサラダ付きです。
苦手な人でも飲みやすいマイルドなコーヒー
さて、カフェと言えばおいしいコーヒーです。コーヒー豆は季節によって変えていて、今はインドネシア産のアチェガヨを使用しています。
温かいコーヒーメニューは2種類。「幸せのブレンドコーヒー(500円)」「本日のおすすめコーヒー(800円)」です。
幸せのコーヒー? ちょっと気になりますよね。
カフェらーらぷろむなーど・竹田善彦店長:
「幸せのブレンドコーヒー」というのは、つまり「クセがない」ということ。入れ方にコツがあって、飲み口がまろやかで、えぐみが全く出ないような入れ方をしてるんです
さっそく頂いてみました。コーヒー好きの筆者には、はじめは軽く感じましたが、確かにえぐみが全くない。
飲み口が軽くてマイルドで、でも後からほどよい苦みがちゃんと広がります。コーヒーが苦手な方でも飲みやすいというのがよくわかる、優しいすっきり感でした。
竹田さんはによると、もともとコーヒーが好きな人は「本日のおすすめコーヒー」がいいかもしれないとのこと。自分の好みに合わせてチョイスしてみてください。
レトロかっこいいインテリアにしびれる
実はかつてこの場所は、人気のジャズ喫茶。スピーカーなどと一緒にらーらぷろむなーどに引き継がれました。
そこかしこに、その頃の“レトロかっこいい”面影が顔をのぞかせています。
レトロファンにはたまらない、“映え”だらけのおしゃれインテリアも外せない魅力なのです。
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サクラの咲き具合はインスタをチェック
店長の竹田さんは、お仕事の合間に、サクラの咲き具合をインスタグラムにアップしています。
ぜひチェックして、ベストなタイミングで春らんまんのコーヒータイムを楽しんでください。
【もっと詳しく見る】cafeらーら ぷろむなーどのインスタグラム■店名 cafeらーら ぷろむなーど
■住所 静岡県三島市南本町13-30 1階
■営業時間 水・金・土・日10:00〜18:00 月・木 10:00〜17:00
■定休 火
■問合せ 055-916-0153
■駐車場 店の手前3台 ※遊歩道をふさがないよう注意
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