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静岡を代表するご当地グルメ、富士宮やきそばを使った“コロッケ”があるとのことで、調査に向かいました。やきそばとコロッケという前代未聞の組み合わせですが、相性はばっちりでした!
1週間に8400個売り上げ
なんでもその新作コロッケは、先行販売で1週間になんと8400個を売り上げたとのこと!
静岡の新しいご当地グルメとして注目されているそうです。
向かったのは、ナポリタンを中心に様々な麺料理の冷凍食品を製造している焼津市の「昭和ミート」です。
コロッケと聞いていましたが、麺料理を作っている会社でした。
調査を進めるべく、今回は特別に関係者しか入れない製造現場に潜入です。
昭和ミートの太箸勇太さんが案内してくれました。
まずは麺の製造現場。大井川の伏流水を使って硬さや長さ、太さなどにこだわった麺を作っています。
昭和ミート・太箸勇太さん:
こちらの工場で作った麺をコロッケにしています
すると、工場の一角でソースのいい香りがしてきました。
大きな釜で作っていたのは「富士宮やきそば」です。
昭和ミートが新開発したのは、ご当地グルメ「富士宮やきそば」を使ったコロッケです。
こだわりの麺をコロッケにしたい! 開発は2022年の夏から始まり、1年もの歳月をかけようやく2023年に完成しました。
愛知県で行われた先行販売会では、なんと1週間で8400個を完売。
そんな大注目の「富士宮やきそばコロッケ」の販売が、ついに静岡県内でも始まりました。
気になるお味は?
販売されているのは静岡でおなじみ、お弁当とお総菜の「天神屋」です。
「富士宮やきそばコロッケ(200円)」の販売は2月からスタート。
静岡市駿河区の曲金店では静岡おでんのすぐ横、静岡を代表するグルメがすばらしい配置で2つ並んでいました。
富士宮やきそばとコロッケという前代未聞な組合せです。
試食して気になるお味を早速確認。やきそばの味だけでなく、コロッケのジャガイモをしっかりと感じました。
昭和ミート・太箸勇太さん:
コロッケなのでジャガイモのおいしさと、富士宮やきそばのソースの香りと、肉かすのうま味を味わってもらいたいです。富士宮やきそばのソースをジャガイモと一緒に練りこんでいるため、そのまま食べておいしいコロッケになっています
富士宮やきそばコロッケは、やきそばは昭和ミート、ソースは焼津の調味料の老舗・鈴勝、加工は福岡県のコロッケ専門会社、さらに味の監修に「富士宮やきそばアンテナショップ」が参加。
多数の企業が協力して作り上げました。
やきそばとジャガイモのバランスを確認するために、配分を微妙に変えながら試作を重ねた、情熱が詰まったコロッケなんです。
富士宮やきそばコロッケは、サービスエリア店を含む天神屋全30店舗で販売中です。3月末までの限定販売の予定なので、お早めにお試しください。
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新しい静岡のご当地グルメになるかもしれない富士宮やきそばコロッケ、1度試してみる価値ありです。
■店名 天神屋曲金店
■住所 静岡市駿河区曲金5丁目1-1
■電話 054-286-0647
■営業時間 6:00~23:00
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