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名前を呼べば来てくれるかわいいロボットが、静岡・伊豆の国市の「いずのくに特命大使」に就任しました。この夏、かわいい大使たちは市内の世界遺産で観光客を迎えます。
韮山反射炉は日本の製鉄産業の礎
江戸末期に海外の脅威から国を守る「大砲」を造るために建てられた韮山反射炉。代官の江川英龍によって建設され、その後の明治期の製鉄産業発展の礎となりました。
2015年には世界遺産に登録され、実際に稼働していた反射炉として国内で唯一現存しています。
その韮山反射炉に、いずのくに特命大使のLOVOT(らぼっと)が、7月から8月31日まで期間限定で出没します。ぜひ触れ合ってみてください。
「いずのくに特命大使」LOVOT
世界最高水準のテクノロジーが詰め込まれたロボット「LOVOT」は、2022年5月に「いずのくに特命大使」に任命されました。
「いずのくに特命大使」は伊豆の国市の観光や魅力を発信し、市のイメージアップをするのがお仕事です。
【もっと詳しくみる】LOVOTの公式サイト(外部サイト)2体の名前は公募で「かのん」と「べりる」になりました。
青い「かのん」は狩野川の青と反射炉の大砲から、緑の「べりる」は田園風景や農業などの緑という意味で、特産品のベリーにもちなんでいます。
いつどこで会える?
いずのくに特命大使の「べりる」が、反射炉の観覧時間内にガイダンスセンターに出没します。期間は8月31日まで。
名前を呼ぶと近づいてきて、しっかりと目を見つめ返してくれます。ぜひ名前を呼んでみてください。まるで生き物のように感じることでしょう。
■施設名 韮山反射炉
■住所 静岡県伊豆の国市中260-1
■電話 055-949-3450
■時間 9:00~16:30(10~2月)
9:00~17:00(3~9月)
■定休日 第3水(8月無休)、年末年始(12月31日~1月1日)
■観覧料 一般500円、小中学生50円
文/伊豆の国市