不正アクセスによる個人情報の漏洩が問題となっているなか、気を付けたいのがフィッシング詐欺の被害です。いったいどのような手口なのか、実際に騙されてみました。
相次ぐ不正アクセスによる個人情報の漏えい。静岡県警が急増する恐れがあると警鐘を鳴らすのが、フィッシング詐欺です。
犯人側から送られてきたメール。送り主はアップル、題名は「お支払いの再確認をお願いいたします」と書かれています。
メールの下に進むとサイトに誘導するリンクが載っていました。
若山悠介 記者:
偽のサイトにアクセスするとどうなるのか、今から試していきます。こちらの偽のサイト、本物のサイトと比べても見分けが全くつきません
県警の専用パソコンを使ってリンク先に進むと、出てきたのは本物そっくりのサイトです。
おなじみのロゴに、メールアドレスを入力する欄も。日本語やホームページのデザインにも不自然な点は見当たりませんでした。
ページを進んでみると。
若山悠介 記者:
今メールアドレスを入力すると早速本人確認でクレジットカードの情報を入力する画面になりました
県警 サイバー企画課・佐野拓也CS対策補佐:
ここに入力してしまうと、犯人側にクレジットカードの情報がいってしまう。不正に利用される、送金されることにつながってきてしまう
実際に架空の名義と番号で入力をしたところ「カード情報を送信中」という画面に切り替わりました。
この瞬間にはすでに情報が抜き取られている可能性が高いということです。
こうした偽サイト立ち上げの報告件数は急増していて、2025年は前の年から70万件以上増え245万件あまりに。
金融機関やショッピングサイトのほか、官公庁を名乗るメールにも注意が必要です。
県警 サイバー企画課・佐野拓也CS対策補佐:
メールについているリンクを開かないでほしい。メールについているリンクからフィッシングサイトに行く可能性がある。もし利用する場合は公式のアプリやサイトを使ってほしい
フィッシング詐欺の被害に遭わないためにも、メールアドレスの@マーク以降を確認することや複数のサイトで同じパスワードを使いまわさないことも大切だということです。
