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わいせつ情報 “把握後”も水泳の授業委託 牧之原市教育委員会が釈明 専門家は「危機意識低かった」と指摘 水泳インストラクター逮捕 子供への被害どう防ぐ 両親や祖父母ができる対策は?

水泳の授業を委託したスイミングスクールのコーチに浮上したわいせつ行為の情報。静岡県牧之原市の教育委員会は直ちに委託先のエースワンに確認しましたが…

牧之原市教育委員会・橋本勝 教育長:
大丈夫か?確認して欲しい「そうした事実はありません」と代表からありました。それでもまだ不安が残りますので「触っちゃ困るよ」そういった条件を付け契約

「体に触れる指導は禁止」

問題のコーチは誰なのかわからないまま異例の条件を付けて、6月25日に契約を締結。

しかし9月末、男(44)が逮捕されます。

それまで男は4回にわたって授業を担当していました。

河村悦代 記者:
水泳の授業を民間委託をしていた榛原中学校には保護者が続々と集まってきました。これから保護者会が開かれ、教育長が状況を説明します。

保護者:
気持ち悪いですし、とっても心配ですね

保護者:
来年度以降プールを委託することになると思うけれど、学校側がどう考えているのかが気になる

保護者会では中学校の授業で本当に被害はなかったのかと心配の声が上がり、児童への聞き取りが不十分ではないかと問われました。

保護者:
「プールは楽しかったですか」「水泳上手になりましたか」みたいなアンケートで聞き取りが十分だと(市教委は)思っていた

牧之原市教育委員会・小倉圭司 学校教育課長:
このアンケートはこの件を受けて作成したアンケートではなく、委託授業がどうだったか検証のためにもともとあったもの

牧之原市教育委員会・橋本勝 教育長:
保護者の皆さんが一番言いたいのは、これでは不十分じゃないかということ

広がる保護者への不安。

教育現場での性犯罪に詳しい奈良大学の今井由樹子 准教授は、市教委の確認の不十分さを指摘します。

奈良大学 社会学部・今井由樹子 准教授:
スイミングスクールが聞き取りしたなかで、「そうしたことはなかった」という確認を(市教委が)信じてしまったというところは、危機管理意識という意味では少し低かった

また、2026年12月からは「こども性暴力防止法」が施行され、対策が強化されることに期待を寄せたうえで、家族などの周囲が知識を高めておくことも重要と話します。

奈良大学 社会学部・今井由樹子 准教授:
(被害は)あるんだと。ないものにしないで、そこはしっかりと支援者側も被害にあうかもしれない我々も少し準備を整えておくというか、知識も得る、情報も得ることが大切

一方で榛原中学校では学校のプールの老朽化が激しく、2027年度も民間委託を検討せざるを得ませんが、市内の委託先はエースワンしかなく、水泳授業を行わない選択肢も検討されています。

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