静岡ガスは8月25日、報道陣関係者を対象とした安全説明会を開いた。同社によると、7月28日に発生した令和8年熊本地震を受け、利用者などから質問や不安の声が寄せられたことから、グループとして取り組んでいる地震対策やガス設備の安全性について知ってもらおうと開催に至ったという。
当日は、都市ガスを製造する袖師基地(静岡市清水区)の耐震設計や安全防災設備について説明したほか、ガスの送出状況や主要設備の運転状況を365日24時間体制で遠隔監視していることを紹介。
あわせて、地震の大きさや被害によって「中圧管の遮断」と「低圧管の遮断」の2つの方法によってガスを停止させる仕組みなどについても言及した。
また、今回の熊本地震で、7人が死亡した商業施設の爆発事故をめぐっては、原因の調査が続いている一方、経済産業省から「LPガスが原因の可能性が高い」との見解が示されている。
これを受け、説明会では実際の設備を用いて、地震発生時にガスを遮断する仕組みや緊急時の対応について実演。
静岡ガスグループでは、熊本地震を受けて、特定のガス供給設備について、普段から実施している法定点検に加え、臨時巡回を進めている。
設備の設置状況や運用状況、緊急時の対応手順を改めて確認することで、災害への備えを強化している。
