富士山を登山中、置き去りにされた7歳の男児を保護し安全を守ったとして、山小屋の関係者に8月26日、警察から感謝状が送られました。
富士宮警察署から感謝状が送られたのは、富士山・富士宮口6合目にある山小屋「宝永山荘」の関係者です。
富士宮警察署・鈴木康之 署長:
貴山荘は令和8年8月20日に発生した山岳遭難事故に際し、遭難児童を適切に保護し、警察の救助活動に貢献されました。ここに感謝の意を表します
感謝状を受け取った渡井環さんたちスタッフは、8月20日、ベンチに置き去りにされていた愛知県名古屋市の小学生の男児(7)を保護しました。
男児は、父親、中学生の兄と富士山を訪れていて、「疲れた」と駄々をこねたところ父親に置いていかれました。
山小屋「宝永山荘」・渡井環さん:
よく聞いたら「8時間待ってろって言われた」と。それはやばいと思い、中においでって
通報を受けた警察が父親を呼び戻し、注意したあと男児を引き渡しました。
一歩間違えれば重大な事故につながるおそれがありました。
村田彬 記者:
富士山富士宮口6号目です。きょうも多くの登山者が山頂を目指して歩みを進めていきます。先日この場所で起きた子どもの置き去りについて、みなさんはどのように感じているのでしょうか
登山者(岩手から):
置いていく時点でアウトでしょ
登山者(茨城から):
自分のことしか考えていない人が増えているのかな
登山者(東京から):
子供のペースに合わせて登っている。途中でぐずったりケガをしたら、そこで下りようという気持ちで登山を始めている
富士山には天候の変化や転倒、高山病などのリスクがあり、警察は「状況に応じ下山することの大切さ」を呼びかけています。
富士宮警察署・鈴木康之 署長:
グループで登山するのであれば、一番体力のない人(に合わせる)。もし調子悪くなれば、勇気をもって引き返すことも考えてもらえたら
