3月13日の静岡県内は低気圧や湿った空気の影響で雲が広がり、季節外れの寒さとなりました。こうした中、2月の大寒波の影響で収穫の最盛期を迎えた甘夏に異変が起きています。
落合健悟 記者:
13日午前9時半のJR浜松駅前です。曇っていることもありこのコートを着ていても少し肌寒く感じます
女性:
すごくひんやりしていると思った
男性:
なかなか体がしんどい。暖かいものを着たり軽めのものを着たり、なかなか冬物をしまえない
13日の県内は低気圧や湿った空気の影響で広い範囲で雲が広がり、最高気温は浜松で10.7℃と2月上旬並み、静岡では10.1℃と最も寒い時期を下回りました。
こうしたなか。
鈴木園・鈴木仁 氏:
5本6本倒れている。他の木と同じようにミカンがなっていた。ミカンの重さ、雪、水分の重さで倒れてしまったのだろう
地面に落ちたオレンジ色の実。収穫の最盛期を迎えた甘夏ミカンです。
伊東市宇佐美のミカン園では2月の大寒波の影響で木が枯れたり、実が落下したりと深刻な被害がでています。
落ちた実の皮をむいてみると。
鈴木園・鈴木仁 氏:
見た感じはそれほど悪くない。今のうちは大丈夫。(Q.それでも落果してしまう?)そう
落果した甘夏は味に問題がなくても廃棄せざるを得ません。
雨が降るなどしてさらに気温が低下すると果汁が減ってパサパサの状態になる「す上がり」や苦味が発生することも。
こちらの農園では今シーズン廃棄したミカンは輸送コンテナ100箱以上に及び、収穫量は例年の半分以下となる見通しです。
さらにレモンなど他の品種にも同様の被害が出ているといいます。
鈴木園・鈴木仁 氏:
今年だけでなくて来年再来年とどういう影響があるのか、その辺まで見越していかなければならない
気象台によりますと、14日は高気圧に覆われるため晴れ暖かくなりますが、15日は再び気温が下がる見通し。
その後は曇が広がりやすいものの、この時期らしい気温が続きそうだということです。
