中部電力が浜岡原発の再稼働に向けた審査で必要なデータを不正に操作していた問題で、中部電力の林欣吾 社長が1月20日、鈴木知事と面会し謝罪しました。

永井学 記者:
午前11時です。中部電力の林社長が神妙な面持ちで知事室に入ってきました
中部電力・林欣吾 社長:
県民の皆さんには多大なるご心配とご迷惑をお掛けしています。心から深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません
中部電力は1月5日、浜岡原発3号機と4号機の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査で地震データを改ざんしたことを明らかにしました。
林社長は鈴木知事に原子力事業に対する信頼を失墜させ事業の根幹を揺るがすものと痛感しているとして、事実の把握と原因の究明そして対策の構築に全力で取り組むと伝えました。

静岡県・鈴木康友 知事:
セーフティーという部分が一番重要。今回残念ながらこうした事態が起こったことは、今まで積み上げてきたことに対し大きく水を差すことになった
鈴木知事は今後の原因究明や対策について、その都度、県や地元の市町に報告するよう求めました。
これまで自身の進退について言及してこなかった林社長。
面会後、報道陣に追及されますが…。
中部電力・林欣吾 社長:
私がやらねばならない責務は事実を解明すること、原因追及、対策を立てること、第三者委員会に全面的に協力すること、原子力部門中心に解体的に組織を再構築する、これに全力を投入する時期。全責任、全力を投入したい
自らの経営責任については20日もコメントを差し控えました。

また、20日は豊田哲也 原子力本部長が御前崎市議会の全員協議会を訪れ、改めて今回の事態を謝罪し現状を説明しました。
協議会では中部電力に対して市民への説明会を2月末を目途に開催することや2025年度中に使用済み核燃料を含めた発電所内の総点検を行うことなどを申し入れることを決定しました。
3月16日の原子力対策特別委員会で申し入れに対して報告を求める方針です。
