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世界一のジェラート職人 さらなる高みへ 目指すは”本当のチャンピオン” 静岡から世界へ

シリーズ「午年を翔ける 今年に懸ける」。最終日の1月15日はジェラートの世界大会で優勝したこともあるパティシエについて。さらなる高みを目指して狙うは世界5冠。日本人ではまだ誰も成し遂げていないグランドスラムです。

イタリアで行われた世界大会(2025年)

2025年、ジェラートの本場・イタリアで行われた世界大会でアジア人として初めて優勝に輝いた牧野良弘さん。

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
日本にもイタリアまでとは言わなくても、ジェラート文化が根付いてくれればいいなというのと、静岡も1年中暖かいのでこういうところにこそジェラート文化が根付くべきだと思っていて、そこを目指していま頑張っている

静岡市内で7店舗を展開する洋菓子店・ぷるみえ~るのオーナーシェフで、看板商品のプリンやケーキ、焼き菓子を求めて市内のみならず市外からも客がやってきます。

来店客

来店客:
やっぱりプリンがおいしい

来店客:
ドーナツが好き

来店客:
子供たちもドーナツが好きで、種類もいろいろあるので選んでよく買っていた

来店客:
このジャンドゥーヤタルトが家族みんな好き。家が焼津なので通うほどではないが、記念の時などには来る

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ

フランス語で“一番”という意味を持つぷるみえ~る。

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
(ジェラートを)ここで作っている。周りがマイナス6℃か7℃になるようになっていて、これを蓋をして、ここから具を入れてミキシングに入ります。それで出てくるのがジェラートになる

オープン以来“一番”の素材にこだわりスイーツを作り続けてきましたが、3年前に新たな“一番”を目指して始めたのがジェラート作りでした。

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
年齢的にも後期高齢者に差し掛かり、名前残したいというのもあったし、新しいものにチャレンジしたいというのもあり、それでチャレンジした。僕たちが子供の頃は本当のジェラートなんて食べたことがない。だからそこを解釈するまでに時間がかかった

ジェラートの特徴はどんな食材であっても製品化できること。

それだけに、どれだけ素材の味を引き立たせられるのかが重要なポイントとなります。

イチゴのジェラート

さらに…

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
食感が命で、ストラクチャーと呼ぶがストラクチャーがよいものを作らないとジェラートではないと言われる

最初は試行錯誤の連続でしたが、地道に学びを深め、研究を重ねることでこれまでに3つの世界大会を制しました。

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
あと2個取るとグランドスラム全部取れる。まだ誰もやっていないので挑戦したいと思っている

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
イチゴを使ったミルクの商品。これをイタリアのコンテストに出したいと思っている

16日からイタリアで開かれる世界大会ではレシピの発想力を問われる部門にイチゴのジェラートを出品する予定です。

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
やはり静岡というとイチゴ。みなさんイチゴを食べたがる。すごくイチゴを欲しがって、ミルクと合わせないシャーベットでもイチゴを食べたいと言ってくるのでこれは外せない

また、イタリア人以外が出品できる部門にはパティシエの腕が試されるというピーナッツを使ったジェラートで挑みます。

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
歴代のイタリア人がトライしたフレーバー。優勝を狙えるフレーバー

ジェラート

牧野さんによれば、渡航費や現地での滞在費など世界大会に出場するために要する費用は1つの大会につき約60万円。

経済的な負担は決して小さくありませんが、それでも挑戦を続ける理由は叶えたい夢と野望があるからです。

ぷるみえ~る・牧野良弘オーナーシェフ:
静岡から世界を目指すというのがテーマ。静岡の人でもやれるというのが1つのコンセプト。「本当のチャンピオンになってくれ」とよく言われる。意味がよくわからなかったが、日本人でもチャンピオンになっている人はいる。だけど1回取ってしまうともう同じ大会に出ない、出る必要がないと。僕はそうじゃないと思う。1位取った大会でもタイミング合えば出続けたいし、やはり日本の静岡の牧野という名前を残していきたいと思う

静岡のニュースを発信!静岡で何が起きているのか。これからどうなるのか?丁寧に詳しくお伝えします
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