食べる

【藤枝・ばあむくん】港町の新名物「ぶしばうむ」カツオ節とバウムクーヘンの異色コラボ

港町の静岡・焼津で誕生した、前代未聞のスイーツが話題を集めています。それは焼津特産のカツオ節を使った異色のバウムクーヘン。温度によって味が変わるという、その驚きの商品を調査しました。

【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ

焼津さかなセンターにバウムクーヘン専門店

やってきたのは焼津市にある魚市場「焼津さかなセンター」。観光客にも大人気の、大規模な海産物の市場です。

焼津さかなセンター(焼津市八楠)

「まぐろ街道」と名付けられた通りもあり、おいしそうな海鮮が並んでいます。

しかし鮮魚に目を奪われている場合ではありません。今回の目的はスイーツです!

おいしそうな海鮮が並ぶ

「もしよかったら試食どうぞ」と声をかけてくれたのは、バウムクーヘン専門店「Baum薫~ばあむくん~」の澤口恵美さんです。

その手には、魚市場には異色のバウムクーヘンが。

左)にむらあつとリポーター 右)Baum薫~ばあむくん~・澤口恵美さん

Baum薫は、焼津さかなセンターから車で5分ほどの藤枝市下当間にあるバウムクーヘン専門店です。

※焼津さかなセンターでの営業は2026年2月現在終了しています

商品紹介 バウムクーヘンにトゲトゲ!?

Baum薫では主に4種類の個性豊かなバウムクーヘンを販売しています。

一番人気は、特徴的なフォルムを持つバウムクーヘン「HARD ハード(1620円)」です。

形が独特で、表面がトゲトゲとした形をしています。

HARD(1620円)

Baum薫~ばあむくん~・澤口恵美さん:
焼くときにわざと傷を入れて遠心力でトゲトゲを作っていきます

そんな「HARD」を試食すると、“新食感がクセになる”とうたっている商品なだけに、食感に特徴がありました。

にむらあつとリポーター:
おいしい! 食感はザクザクとしています。中の素材の香りが強いです

おいしさに驚く

富士山の麓のバナジウム水と、焼津産のカツオ節をエサにして育ったニワトリの卵を使用しています。

もちろん通常の丸いバウムクーヘン「PREMIUM(1728円)」もあります。

左)HARD ハード(1620円) 右)PREMIUM(1728円)

焼津特産のカツオ節を使った「ぶしばあむ」

しかし、今回リサーチする港町ならではのスイーツはこれらではありません。

Baum薫・澤口さん:
カツオ節を入れたバウムクーヘンを作ってみました

うわさのスイーツは、なんと焼津特産カツオ節とバウムクーヘンを掛け合わせた異色なスイーツでした。バウムクーヘンの断面に茶色いブツブツとしたカツオ節の粒が見えています。

ぶしばあむ
断面にカツオ節の粒(赤丸)が見える

にむらリポーター:
カツオ節が香りにいますね!

カツオ節とだしを生地に練り込んだバウムクーヘン、その名も「ぶしばあむ」。実際に試食してみると、口に入れた瞬間から不思議な体験が始まります。

にむらリポーター:
まずおいしいです。おいしいんですけど、すっごい不思議。間違いなく今までに食べたことがないバウムクーヘンです

醤油と砂糖の特製タレでコーティング

バウムクーヘンの優しい甘みとカツオ節の風味が意外にも相性が良く、外側の部分はしょうゆと砂糖の特製タレでコーティングされ、香ばしい甘じょっぱさが特徴です。

こだわりが詰まった製造工程

この商品は、開発に1年をかけたという自信作で、多くのこだわりが詰まっています。

Baum薫~ばあむくん~・澤口さん:
バームクーヘンはギフト物であることが多いので、あげた方ももらった方もサプライズできる商品が欲しいと思いました

製造工程を見学しました。焼く前の生地でもしっかりとカツオ節が存在感を放っています。

焼く前の生地

黒い粒がボコボコしていますが、これが生地の中に入れているカツオ節です。

だし用ではなく、上質な東京・日本橋の老舗「にんべん」の特製カツオ節(焼津産)を使用しています。

東京・日本橋の老舗「にんべん」の特製カツオ節(焼津産)

カツオ節選びには特に苦心したそうです。

Baum薫・澤口さん:
ぶし粉も使ってみましたが、臭くて食べられたものではありませんでした

このバウムクーヘンに合う絶妙な味わいのカツオ節を探し続け、ようやくたどり着くことができたといいます。

冷やして食べるとチーズに? 温度で味変

ちなみに「ぶしばあむ」は冷やして食べると、また違った味わいが楽しめるそうです。

冷蔵庫で冷やしたものを試食

冷凍庫で冷やしたものを試食させてもらうと、常温とは全く異なる味わいが広がります。

にむらあつとリポーター:
なんでこんなことになるんでしょう? 冷やすことで酸味が出てチーズのようです

ねらって得られた味ではなく、偶然味が変わることを発見しました。「理由はよくわからない」と澤口さん。温度によって表情を変えるおもしろい一品です。

武士になれ! パッケージにも遊び心

ぶしばあむ(1296円)」のパッケージには、カツオと武士の絵がデザインされています。これはカツオ節が昔「勝男武士」という縁起の良い字で書かれていたことをもとにしています。

ぶしばあむ(1296円)

箱の形状にもこだわりがあり、武士が刀を抜くイメージで箱からバウムクーヘンを取り出せるようデザインされています。

細部にまで遊び心が詰まったパッケージでした。

箱の形は刀想定

みなさん、まねをしてバウムクーヘンを落とさないように注意してくださいね。

焼津の新名物 2025年12月発売開始

常温でも冷やしても楽しめる「ぶしばあむ」は、2025年12月中旬に発売が開始されました。

藤枝の本店のほか、ホームページからも購入できます。

焼津の新たな名物として、注目を集めそうな「ぶしバウム」。港町ならではのユニークなスイーツを、ぜひ一度味わってみてはいかがでしょうか。

■店名 Baum薫~ばあむくん~
■住所 静岡県藤枝市下当間377-1
■営業時間 10:00〜18:00

【もっと見る! 焼津さかなセンターのグルメ記事】

アバター画像
静岡のみなさん、おかえりなさい。月~金、夕方4時50分から放送中!静岡県内のニュースや話題のスポット、気になる明日の天気まで、余すところなくお伝えしています。
  • BLOG