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【袋井・どまん中茶屋】旧東海道沿いの無料休憩所 浮世絵モチーフの趣ある建物でお茶を満喫

静岡・袋井市の旧東海道を散策中、まるで浮世絵から飛び出してきたような趣深い建物に遭遇しました。無料休憩所「どまん中茶屋」で、地元の方々の温かいおもてなしとお茶を堪能してきました。

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東海道の宿場町の中間地点“どまん中”

静岡県西部にある袋井市。東海道の宿場町の“どまん中”、袋井宿の周辺を散策します。

袋井宿は江戸からも京都からも27番目の宿場なので、中間地点“どまん中”なのです。

新町の常夜灯(袋井市新屋)

歩いているのは旧東海道。道沿いには歴史を感じさせる常夜灯が立っていました。

江戸時代に一大ブームとなった秋葉信仰。浜松市天竜区にある秋葉神社は火伏せの神様として知られ、全国から訪れる旅人のため、秋葉神社へ続く主要道路に常夜灯が置かれました。

常夜灯の下に「秋葉講」と書かれています

袋井市内にはこうした灯篭が50基、県西部では150基以上現存しているそうです。

歌川広重の浮世絵がモチーフ

袋井市役所のすぐ南、旧東海道沿いに風情がある建物がありました。

どまん中茶屋の外観
どまん中茶屋(袋井市袋井)

無料休憩施設の「どまん中茶屋」です。

「袋井 出茶屋ノ図」という解説版も立っていて、歌川広重が描いた浮世絵が見られます。

東海道五十三次之内 袋井/歌川広重 東京都立中央図書館蔵

実はどまん中茶屋は、歌川広重の絵をモチーフに25年前に建てられたそうです。

どまん中茶屋・鈴木ミエ子代表:
絵の中ではおばあさんがお湯を沸かしてお茶を出しています。このおばあさんが私たちなんです

東海道五十三次之内 袋井/歌川広重 東京都立中央図書館所蔵

隣には火に近づいている男の人がいますが、夫婦でしょうか、それとも休憩中のかごの担ぎ手がタバコの火をもらおうとしているのでしょうか。

絵を見ているだけで想像が膨らみます。皆さんにはどんな風に見えますか。

どまん中茶屋・鈴木ミエ子代表

タイムスリップしてお茶で一服

中に入ると土間に畳のベンチがあるので、腰をおろして休憩しましょう。

いろりに鉄瓶。タイムスリップして、江戸の旅人になった気分です。

温かい袋井産の緑茶をもらい、のどを潤しました。

茶屋の中

海外からも訪れる旅人たち

建物内には芳名帳が置かれています。東京、京都、石川、熊本など全国各地からの訪問者の記録が残されています。

最近では海外の方も増えているそうです。アメリカやスイスから訪れた人の名前もありました。

芳名帳

「和がかよう 茶屋観音へ 掌を合わせ」と一句書かれている箱がありました。これ、実はチップの習慣がある外国の方とても増えたため、“お気持ち”を入れる募金箱なのです。

どまん中茶屋・鈴木ミエ子代表:
東海道を歩くためだけに来日したという方もいますよね

チップを入れる箱

旧東海道の歴史を感じながら、地元の方々の温かいおもてなしを受けられる「どまん中茶屋」。袋井を訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

歌川広重の浮世絵の世界に思いをはせながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

■施設名 どまん中茶屋
■住所 静岡県袋井市袋井339
■営業時間 4~9月 9:30~15:30
      10~3月 10:00~15:00
■定休 月・火・年末年始 ※祝日は開館
■問合せ 0538-44-8595

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