静岡県静岡市が示した水道料金を段階的に引き上げる案を了承しました。
静岡市では水道管の耐震化に向け、今後15年間で約1040億円の財源を必要としています。
このため、市は2026年6月から上下水道の料金を平均で約15%引き上げた上で、その後3年ごとに値上げ幅を見直す案を示しています。
こうした中、有識者などで構成する協議会は12月19日、市の案を了承すると共に、一般家庭における値上げ率を抑えることを求める意見書を市に提出しました。
静岡市上下水道事業経営協議会・鈴木学 会長:
設備の更新を積極的に進めてほしいという観点から今回の料金改定を承認した
料金の引き上げに関する条例案が可決されれば、一般家庭では水道料金が現在よりも8%高くなる見通しです。
