ニュース

“田久保騒動”に終止符は? 注目の伊東市長選 投票率は60.54%で確定 5月の前回選を10.89ポイント上回る

伊東市長選

前市長の失職にともなう伊東市長選挙は12月14日に投票が行われ、投票率は60.54%で確定した。5月の前回選を10.89ポイント上回っています。

伊東市長選に立候補したのは、届け出順に無所属で新人の利岡正基 氏(52)、無所属で新人の石島明美 氏(58)、無所属で元市長の小野達也 氏(62)、無所属で新人の岩渕完二 氏(73)、無所属で新人の黒坪則之 氏(64)、無所属で新人の杉本憲也 氏(43)、無所属で前市長の田久保眞紀 氏(55)、無所属で新人の大野恭弘 氏(58)、諸派で新人の鈴木奈々子 氏(52)の9人です。

今回の選挙は5月に初当選した前市長が、学歴詐称問題に端を発し二度にわたり不信任を議決され失職したことにともなうもので、半年間も混乱・停滞している市政の立て直しが争点となりました。

投票は午前7時から午後8時まで市内24カ所で行われ、確定投票率は期日前投票も含めて60.54%と5月の前回選を10.89ポイント上回っています。

ただ、公職選挙法では最も得票が多かった候補者を当選者とする一方、当該候補の得票数が有効投票の4分の1(法定得票数)に達しなかった場合、「当選者なし」とすることが定められているため、票が分散した場合は再選挙もあり得る状況です。

総務省によると、1952年に現在の規定となって以降、法定得票数に届かず再選挙になった首長選は全国で7例あります。

静岡のニュースを発信!静岡で何が起きているのか。これからどうなるのか?丁寧に詳しくお伝えします
  • BLOG
  • Instagram
  • LINE
  • YouTube