窃盗と傷害の罪に問われ静岡県伊豆の国市の病院に入院していた男が12月5日未明に逃走し、警察が行方を追っています。それでは男が逃走した伊豆の国市の病院から最新情報について村田記者に伝えてもらいます。村田さん。
村田彬 記者：
逃走しているのは男（54）で、スーパーで食品を盗み警備員にケガをさせたとして窃盗と傷害の罪で起訴されていました。
その後、11月28日に富士宮警察署の中で箸で自分の腹を刺したため病院に入院していました。
病室は7階の1人部屋で、警察官がカーテン越しに監視していましたが、午前4時の交代の際に確認すると窓のカギが壊され、姿がなくなっていました。
男は左手首に手錠をつけたまま逃走しているとみられ、周辺の道路では警察車両が定期的に巡回するなど警戒を強めています。
県警によりますと通常、監視のため警察官は最低でも1人は病室内にいるということです。
ただ、関係者によりますと当時、警察官は病室の外にいて病室内にはおらず、男は少ししか開かない構造になっている室内の窓を壊して外へと出たということです。
男は身長180センチ、白髪交じりの短髪で、警察が300人体制で行方を追っています。
以上、中継でした。
