目次
「おてごろダイニング IPPIN+Plus(イッピンプラス)」は、地元・三島産の野菜を使用し、日本はもちろん世界各国の味を楽しめるお店です。ビーツの真っ赤なボルシチは、野菜の甘みが溶け込んでいました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ世界各国の味を楽しめるお店
静岡・三島市一番町にある「おてごろダイニング IPPIN+Plus(イッピンプラス)」。
三島駅南口から西へ、徒歩4分ほどの場所にあります。

地元・三島産の野菜にこだわり、日本はもちろん世界各国の味を楽しめるのが特徴のお店です。
店内は、オシャレな照明が印象的で、落ち着いた空間が広がっています。

ウクライナの伝統料理「ヴァレーニキ(968円)」は人気の一品です。
ヴァレーニキは、小麦粉で作った生地の中に具を包んでゆでる料理で、水ギョーザのようなイメージです。

ウクライナ伝統料理“ボルシチ”をアレンジ
自慢のメニューは「三島野菜のボルシチ(1760円)」です。
ウクライナ発祥の伝統料理・ボルシチを、キャベツやブロッコリーなど旬の三島野菜で作り上げた人気の一品。牛骨やビーツが溶けた真っ赤なスープの上には真っ白なサワークリームが乗っています。

まずは、真っ赤なスープから味わってみます。
初めてボルシチを食べる人にもぴったり、全くクセがなくておいしいです。

イッピンプラス 店主・仁科圭次さん:
日本人に合うように、少しマイルドにしています
お肉と野菜のうま味を強く感じ、とても食べやすく仕上がっています。

牛骨で取っただしをベースに、タマネギ・ニンジン・セロリなど地元の香味野菜を加えています。
野菜からエキスが出ることで、素材のうま味をしっかりと感じるスープに仕上がっています。

主役のビーツと味に深みが生まれる赤ワイン
鮮やかな赤色の中心となるのが、ビーツです。
イッピンプラス 店主・仁科圭次さん:
食感はカブに似ていて、そのままの状態でスープに入れるだけで、じわっと赤みが出てきます
ビーツは、赤カブに似た見た目と食感で、栄養価が高く“食べる血液”と呼ばれている西洋野菜です。

ビーツ本来の色味を楽しめるように後乗せでも入れているそうです。
柔らかく、しっかりと濃厚な味が染みていて、このボルシチにはかかせない主役です。

もう一つのおいしさのポイントは、スープに赤ワインを入れること。
野菜と一緒に90分ほど煮込むことによって、スープにより赤みが加わるだけでなく、味に深みが生まれるんです。

豊富な三島野菜をどっさり
野菜もふんだんに使われています。使用している野菜は全て三島産です。
イッピンプラス・仁科圭次さん:
ベースのキャベツをドサッと入れて、その後にブロッコリー・カリフラワー・タマネギ・ニンジン・ダイコン・小松菜を入れています

キャベツは甘みがあって絶品、他の野菜からも甘みがしっかり出ているのが分かります。特に、秋のキャベツは甘みが強いそうです。
ブロッコリーは柔らかく、ほろほろとした食感。朝採れのものを使用しているので、鮮度も抜群です。

野菜のこの柔らかさ、どれくらい煮込んでいるのでしょうか。
イッピンプラス・仁科圭次さん:
見た目も少し分かるように、90分ぐらい煮込んでいます
それぞれの存在感も残る、絶妙な仕上がりでした。
パンプーシュカとの相性も抜群
ボルシチと一緒に注文したいのが「パンプーシュカ(605円)」と呼ばれる丸い揚げパンです。
小麦の風味が感じられ、そのままでもおいしいですが、ボルシチにつけて食べるのがおすすめなんです。
揚げた油とボルシチの相性が良く、小麦の味もしっかり感じられ、パクパク食べられるおいしさです。

見た目も鮮やかで、野菜もたくさんとれるぜいたくなボルシチは約2人分の量なので、1人で存分に楽しむもよし、シェアして食べるのもオススメです。
イッピンプラスは世界の味が気軽に楽しめるレストランでした。
■店名 おてごろダイニング IPPIN+Plus
■住所 静岡県三島市一番町17-53 PSAビル
■営業時間 11:30~13:30
17:30~23:00
※金土は24:00まで
■定休 月
■問合せ 055-941-9247
■駐車場 なし
※この記事は2025年11月29日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
【もっと見る! 三島市のグルメ店】
