食べる

【葵区・ハグコーヒー西門町店】焙煎所が見学できる店 「コーヒー×炭酸」驚きのドリンク

静岡市葵区にあるコーヒー店「ハグコーヒー西門町店」は、他のハグコーヒーの店舗とは一味違い、店内に焙煎所があります。焙煎している様子を見学でき、その隣でコーヒーを楽しむことも。炭酸を融合させた最新トレンドのコーヒーにも出会いました。

【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ
「ハグコーヒー 西門町店」の外壁に飾られた鬼瓦

いつも見慣れた街並みも裏道を巡れば、そこはまるで別世界。静岡県民も必見の裏スポットをお散歩します。今回は常盤公園の裏手、国道1号線の川辺町交差点から本通までをつなぐ「ときわ通り」です。

本格コーヒーが味わえるハグコーヒー

国道1号線の川辺町信号から本通りまで700m続く「ときわ通り」から一本裏に入った場所を歩いていると、鬼瓦が飾られたお店が目に留まりました。

訪ねてみると、静岡・焼津・藤枝に8店舗を展開する人気のコーヒー専門店「ハグコーヒー西門町店」でした。

ハグコーヒー西門町店(静岡市葵区西門町)

ハグコーヒーの中でもこの西門町店は、他の店舗とは大きく異なる特徴を持っているそうです。

さっそくお店に入ると、コーヒーのいい香りが広がっています。

静岡・焼津・藤枝に8店舗展開するハグコーヒー

ハグコーヒー西門町店・村松由佳子店長(焙煎士)
焙煎を元々両替町店でやってたんですが、焙煎所を別にしてここに新しく作り直しました。ハグコーヒーの心臓部にあたるコーヒーの焙煎を、一括で担っている場所です

県内8店舗すべての焙煎を一挙に担う、まさに拠点となる場所でした。

ハグコーヒー西門町店 焙煎士・村松由佳子店長

店内に大型焙煎機! 見学もできる

店内の奥には焙煎所があるということで見せてもらいました。

実際に焙煎している様子をだれでも見学することができます。

本格的な焙煎機

普段はなかなか見られない大型の焙煎機が設置され、スタッフが丁寧に作業を行っていました。

ハグコーヒー西門町店・村松由佳子店長:
焙煎は、コーヒー豆を生豆の状態から焼くんです。水分を飛ばしていくと大体2倍ぐらい膨張するので、そうするとよく見る茶色いコーヒー豆になります

コーヒーの生豆

最初は薄い色をした生豆を焙煎すると、よく見るあの茶色いコーヒー豆になるんです。

一般的には、この焙煎の度合いが浅ければ酸味が強く、深ければ苦みが強くなると言われています。

焙煎したてのコーヒー豆

そして、焙煎機のすぐ隣りでコーヒーを飲むこともできるんです。

焙煎機から漂うコーヒーの香りに包まれながら楽しめるのも、西門町店ならではの特別な体験です。

焙煎機の隣のカフェスペース

丁寧に入れた こだわりの一杯

一番人気は、もちろんドリップコーヒー。

ただ、メニューが豊富なのでブラックコーヒーが苦手という人でも安心です。

カフェメニュー

シャンティーク(620円)」というカプチーノにハチミツが入ったメニューもあり、どれにしようか迷いましたが、「オーツミルクラテ・ICE(620円)」と「濃い濃いカフェオレ・ICE(620円)」を注文しました。

注文を受けてから豆を挽き、1杯ずつ丁寧に入れてくれます。

注文が入ってから豆を挽き一杯ずつ入れてくれる

「オーツミルクラテ」はエスプレッソをオーツミルクで割ったラテです。

苦みをしっかり感じるので、苦手ならシロップを入れることもできます。

使っているシロップもオーガニックのシロップというこだわりです。

オーツミルクラテ・ICE(620円)

「濃い濃いカフェオレ」は、コーヒーとミルクの割合が半々です。

ほんのり苦みを感じ、クリーミーなミルクの味わいが絶妙にマッチしてすっきりした味わいです。

ハグコーヒー西門町店・村松由佳子店長:
濃い濃いカフェオレはドリップがベースのコーヒーで、オーツミルクラテは、エスプレッソといって9気圧で圧力をかけて濃く出したコーヒーがベースです

濃い濃いカフェオレ・ICE(620円)

世界の最新トレンド「コーヒートニック」

そして「コーヒートニック(690円)」というコーヒーと炭酸を融合させた驚きのメニューもありました。

ハグコーヒーでは西門町店のみで提供しています。

コーヒートニックは、2010年頃に北欧で誕生したと言われる新しいコーヒーの飲み方です。

コーヒートニック(690円)

ハグコーヒー西門町店・村松由佳子店長:
季節で変わるメニューですが、今は「コーヒーメロントニック」を提供しています

せっかくなので注文してみると、運ばれてきたのはメロンが入った透明なドリンクです。

そのドリンクにコーヒーをそそいで、「コーヒーメロントニック(890円)」が完成しました。

果物と炭酸がコーヒーに合うのか?

グラスに注がれたコーヒートニックは、下の層と上の層が分かれていて、下にシロップがあるので、ゆっくり混ぜながら飲むのがポイントです。

コーヒーメロントニックの完成

メロンはシロップ漬けにしてあり、香りはメロンそのもの。

飲んでみると、メロンがトロトロで、最後に炭酸がピリッと来る不思議な味わい。

コーヒーが苦手な人でも飲みやすいですが、「なんだこれは!」と思わず言ってしまう新しい飲み物でした。よく思いつきましたね!

とろとろのメロン

ハグコーヒー西門町店・村松由佳子店長:
コーヒートニックをベースに、フルーツを入れてみようかなと思いました。季節のドリンクは割と注文されますね。夏は暑かったので、コーヒートニックもよく出ました

秋の新作 ブドウを合わせたコーヒートニック

秋の新作は、ブドウを合わせた「コーヒー葡萄トニック(850円)」だそうです。

コーヒーにいろんな楽しみ方があることを教えてくれる、新しい体験でした。

コーヒー葡萄トニック(850円)

焙煎の香りに包まれながら、丁寧に入れた新しい一杯を味わう、ぜいたくな時間を過ごすことができました。

■店名 ハグコーヒー西門町店
■住所 静岡市葵区西門町5-3
■営業時間 10:00~17:00
■定休 不定休

 

【もっと見る! 静岡市にある本格コーヒーが楽しめるお店】

アバター画像
静岡のみなさん、おかえりなさい。月~金、夕方4時50分から放送中!静岡県内のニュースや話題のスポット、気になる明日の天気まで、余すところなくお伝えしています。
  • BLOG