ハチャプリ
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【葵区・うしづまチーズ工場】チーズとろ~り 背徳感の海に溺れるジョージア料理

静岡市の郊外にある「うしづまチーズ工場」は、ジャパンチーズアワードで金賞を獲得した手作り本格チーズを製造・販売しています。ここで味わえるジョージア料理「ハチャプリ」はチーズがとろ~り。“チーズの海”に溺れましょう。

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安倍街道の標識

いつもの通りも一本裏道に入ればそこはまるで別世界。静岡県民も必見の裏スポットを巡ります。今回は静岡浅間神社から北へ伸びる安倍街道を散歩しています。

オクシズの玄関口で見つけた本格チーズ工房

新東名・新静岡IC付近の安倍街道を歩いていると、最初は車の往来も激しい通りでしたが、進むにつれて景色は一変。川が流れる自然豊かな風景に変わっていきます。

静岡市の山間部、通称「オクシズ」の玄関口となるエリアです。

牛妻を流れる小川

そんなのどかな風景を楽しんでいると、賤機中小学校の向かい側、安倍街道沿いにウシの絵が描かれた建物が目に入りました。

「うしづまチーズ工場」と書かれ、その下には「CAFE」の文字も。

うしづまチーズ工場の外観
うしづまチーズ工場(静岡市葵区牛妻)

店の前には「金賞受賞」の表示もあります。どうやらただのカフェではなさそう。「4部門で受賞しました」と書かれた看板を見て、さらに興味が湧きます。

日本一を獲得した本格モッツァレラチーズ

店内に入ると、おしゃれな雰囲気のカフェが広がっていました。ショーケースにはさまざまな種類のチーズが並んでいます。どんなお店なのでしょうか。

店内の様子

うしづまチーズ工場・松下正明さん:
チーズを作って販売もしています。店内では作ったチーズでお料理も提供しています

店内には「2022年のジャパンチーズアワード」で金賞を受賞した表彰状が飾られていました。受賞したのは「ジャージーモッツァレラ」というチーズです。

うしづまチーズ工場の松下正明

うしづまチーズ工場・松下正明さん:
一般的な牛乳のホルスタインではなくジャージー牛を使っています。ジャージー牛を使うことでミルクの風味がより強く出るように作っています

金賞受賞のモッツァレラでカプレーゼを堪能

チーズを使ったおすすめメニューを紹介してもらいます。

まず最初は、金賞を受賞したモッツァレラチーズの「カプレーゼ(990円)」です。

カプレーゼ(990円)

金賞のモッツァレラチーズは買って帰ることもできますが、店内で料理として提供しています。

真っ白なモッツァレラチーズと真っ赤なトマト、そして緑のアボカドとバジルソースが鮮やかなコントラストを描いています。

ジャパンチーズアワードの賞状

一口食べると、驚くほど濃厚な味わいが口に広がります。最初に感じるのはチーズの甘み。そして後から追いかけてくるのは、絶妙な塩味と酸味です。

「森のバター」と呼ばれるアボカドと、トマトのフレッシュな酸味がチーズと見事に調和しています。

ジャージー牛の濃厚なミルクから作られたモッツァレラチーズは、市販のものとは一線を画す風味の深さがありました。

カプレーゼ

新登場! ジョージアの伝統料理「ハチャプリ」

カプレーゼを堪能した後、新メニューを紹介してもらいました。

ハチャプリ(1310円)」というジョージアの伝統料理です。4月から提供を始めたばかり。いったいどんな料理なのでしょうか。

ハチャプリ(1310円)

「ハチャプリ」は、もっちもちの生地の中にたっぷりのチーズが包まれています。

ナイフとフォークで半分に切ると、卵がとろり。中から溶けたチーズがとろ~りと伸び、強烈なチーズの香りが漂います。

うしづまチーズ工場・松下正明さん:
カマンベールチーズとモッツァレラチーズ、あとカチョカバロチーズで味を濃くしてあります

ハチャプリ

一口食べると、とろとろのチーズの海に溺れるような感覚。

複数の種類のチーズが絶妙にブレンドされ、濃厚ながらくどくない絶妙な味わいでした。

店内で販売しているモッツァレラチーズなど

うしづまチーズ工場は、安倍街道沿いの静かな場所にある隠れた名店でした。チーズの魅力を存分に味わうことができる貴重なスポットです。

■店名 うしづまチーズ工場
■住所 静岡市葵区牛妻538-1
■営業時間 10:00~15:00※カフェは11:00~
■定休 月・火
■問合せ 054-294-9300

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