【清水区・鐘壱】鐘庵の姉妹店で新感覚! 真っ白なカレーうどんに3種のチーズ しめリゾットも絶品

静岡市・清水区「鐘壱」。「そば処 鐘庵」の姉妹店です。カレーうどんとラーメンに特化した専門店で、店舗の横の製麺所でつくる自家製麺を楽しめるのも魅力。まろやかさと後を引くスパイシーさが魅力の新感覚の白いカレーうどんは、しめのリゾットも絶品です。

こだわりの自家製麺と多彩なカレーうどん

静岡市清水区殿沢、日本平パークウェイの入口にある「鐘壱(しょういち)」。

静岡・愛知を中心に約50店舗を展開している「そば処 鐘庵(しょうあん)」の姉妹店です。

【地元の人のおすすめポイント】
・カレーうどんは赤・白・黒・黄と種類が豊富
・店舗横で製麺された麺がおいしい

鐘壱はそばではなく、カレーうどんとラーメンに特化した専門店です。

店舗の横には製麺所もあり、できたての自家製麺を楽しめるのも魅力。

店内には、カウンター席とテーブル席があります。

シンプルなつくりで、気軽に立ち寄ることができる雰囲気です。

赤・白・黒・黄と種類が豊富なカレーうどんはのどごしもよく、計算し尽くされた一杯はロングセラーです。

「カレーうどん【黄】(880円)」は人気メニューのひとつ。

真っ白なカレーうどんは驚きのおいしさ

自慢メニューは、「カレーうどん【白】(980円)」。

子牛の骨からだしをとるフォンドボーを使ったカレーと、鶏ガラだしを合わせたスープに、泡立てた牛乳、3種のチーズを合わせた真っ白なカレーうどんです。

まろやかさと後を引くスパイシーさが魅力です。

まずは、スープから味わってみてください。

一般的なカレーうどんのイメージとはかけ離れた見た目ですが、一口食べるとスパイシーさとまろやかさが絶妙。後からクリーミーな味わいが広がります。

今までのカレーうどんとは違う感覚ですが、飲みやすく絶品です。

鐘壱・大鐘雅貴 社長：
クミンやコリアンダーなど当店独自のスパイスを使用しています。あっさりと全部スープまで飲み干せるようなカレーうどんを作っています。チーズとミルクが入っているのでよりカレーが滑らかになっています

子供から辛いのが苦手な人まで、誰でも食べられるようなカレーうどんです。

鐘壱・大鐘雅貴 社長：
白く見えるのはミルクの白です。よりまろやかになるようにミルクを泡立てます。泡立てることによって徐々にミルクの味がカレーに浸透します。濃度の高いミルクを使っているのでコクが出ます

気温や水温によって水分量を調整した自家製麺

麺は細麺で、スルスル食べられます。コシもしっかり感じ、表面がツルツルです。

鐘壱・大鐘雅貴 社長：
麺は店舗横の製麺所で毎朝作っています。麺とカレーが良く絡み合うように平打ちにして製麺しています

その日の気温や水温によって微妙に水の量を調整し、熟成させる時間を変えています。

また、ゆで上がった後に一度氷水でしめることで、舌触りはツルっと、食感はしこしこと歯切れのいい麺になるんです。

3種類のチーズを使用

チーズはまず、マリボーチーズとナチュラルチーズの2種類を使用。

仕上げにお好みでパルメザンチーズをかけて3種類のチーズを楽しめる工夫がされています。

鐘壱・大鐘雅貴 社長：
デンマーク産のマリボーチーズを使っていて、コクがありチーズの深みをより感じられると思います

そして特徴的なのが、このカレーうどんには“具材”が入っていないんです。 

それでいて物足りなさは全くなく、満足感は十分あります。

鐘壱・大鐘雅貴 社長：
カレーと麺とチーズの味を楽しんでいただきたくて、あえて“具”を入れていないんです

しめのリゾットで2度楽しめる

カレーうどんを食べ終えたら、「〆のリゾットセット(350円)」もおすすめ。

個別の卓上コンロでご飯とスープを煮詰め、最後に卵を加えて仕上げます。

だしが効いていて、ご飯との相性も抜群です。

鐘壱・大鐘雅貴 社長：
カレーの粘度が高いとリゾットが楽しめないので、さらっとしたスープに仕上げています

溶き卵を加えると、さらにまろやかになり、カレーのうま味がリゾットに凝縮されます。

常識を覆す真っ白なカレーうどんは、こだわりのだしが効いた新感覚の一品。スパイシーさとまろやかさが見事に調和していました。

鐘壱は自家製麺を使ったラーメン、定食メニューも充実しています。この機会にぜひ足を運んでみてください。

■店名　鐘壱
■住所　静岡市清水区殿沢1-3-2
■営業時間　11：00～21：00
■定休　不定休
■問合せ　054-336-6555
■駐車場　10台

※この記事は2025年9月6日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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