1月26日の「文化財防火デー」を前に、三嶋大社で火災を想定した実践的な訓練が行われ、関係者が消火の手順や連携を確認しました。
三嶋大社は本殿や拝殿が国の重要文化財に指定されていて、毎年この時期に訓練を行っています。
23日は神職と巫女のほか消防や消防団など計50人が参加し、訓練は本殿からの出火を想定して進められました。
その中では、境内の消火栓からホースを伸ばして行う放水や駆けつけた消防による本格的な消火作業が行われ、参加者はそれぞれの役割を確認しながら地域の財産を守る思いを新たにしていました。
三嶋大社 事務員・井上まいさん:
とっさに動くのが、やはり難しい。私たちがお仕えする神様そのものを守っていく気持ちで頑張っていきたい
また、消火器を使って実際に火を消し止める訓練も行われ、参加者は火事を拡大させない初期消火の重要性についても学んでいました。